あらすじ
結婚式の最中に、前世で読み、腹が立って途中で投げ捨てた小説のヒロインに転生したと気付いた伯爵令嬢マリーローズ。しかも結婚相手は、小説の中で王女を優先したあげく自分を放置し、最終的に死に至らしめた騎士アベルだった。このままムカつく夫のせいで死ぬのはごめん! と、マリーローズはアベルに離婚を宣言。家族や使用人を味方につけ、アベルと縁を切るために奔走する。一方アベルはマリーローズを繋ぎとめようと猛アプローチをかけるが、どれもマリーローズを怒らせるばかり。さらに王家まで二人の結婚生活に口出ししてきて……!? 自由を求めて駆けめぐる武闘派ヒロインvsクズ夫の痛快復讐劇、開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています
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スピード感!
なんに対してのスピードかというと離婚に対してのスピードです、そりゃもう全力疾走です。夫の言い訳には聞く耳持ちません、聞けば聞くほど腹が立ってスピードが増します。
このヒロインの凄いところは助けてくれる人には素直にすがるところ他のラノベのヒロインのように変なプライドや見栄や遠慮はしまん。 目標は離婚!これだけです。
そのお陰で婚家の義両親も見方になりました。この義理母と実母のプロタガンダが絶妙です、TPOを上手く使って王家を追い詰めます。
まぁこの王家、いや王様バカですものね、貴族の力関係も他国との力関係も測れない子育ては失敗、、王妃も失敗を理解してます。
大体12,13の年齢で男娼囲ってるなんて噂されてる王女を大国の王子が娶るわけない。
最後に離婚された夫アベル古代遺跡を目指しますが時戻しの魔法でもあるのかな?
時戻ししても問題点と失敗点が解ってなければおなじこと、死に際の妻に「違うんだ」と言ってましたが何も違わないです。
ヒロインの中身現代女性に変わったからでは無くて凛としたカッコいい女性に入れ替わったから!現代女性でもダメなヤツはダメですもんね。
表紙の主人公が持っているのは
ハ◯◯◯⁈続く登場人物紹介も主人公◯リ◯◯持ってます。試し読み増量では、◯◯セ◯の出番はないけど、離婚に至る経緯は書かれていて、主人公の行動とその理由が示されて共感しました。同意は大事で勢いに負けてはいけません。後々自分の権利を守る為に、主人公が抗った事実が効いてくる話でした。
王命で結婚。
結婚式の途中で居なくなる、新郎。
あり得ない新郎の言動!
あり得ない、国王と王女の言動。
2度目の人生で、幸せになれて良かった。