あらすじ
様々な困難を乗り越えた清子と稀国は、誤解も解けて両想いに。縁結びの神様・伝月も「最高の良縁」である二人を結んだことで、力を取り戻した--が。ある日、「おヌシらの縁を切りに来た」と、伝月そっくりの縁切りの神様・断月が現れた!! しかも「この縁は”死”に繋がる」と不気味な忠告まで……! もちろん”縁切り”は拒否した清子だが、それ以来、稀国が屋敷を訪れなくなって--!?
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Posted by ブクログ
前後編の後編にあたるってことで、これで完結?
ラストで清子と稀国が結ばれたみたいですし。
1巻は面白い!って思ったんですけど、2巻は思ったほどではなかったかも。伝月の双子の弟の断月が出て来て、大きなはさみを振り回したり、意外と兄より強いってところはよかったんですけど、もうちょっと星影の宮にヤキモチをやく稀国とか、自分から清子の元から離れた稀国が荒んだ生活してるところとか、もっと何かあってもよかったかなぁ。帝とか出てこなかったし。
でも最初の方に稀国と清子の交換日記みたいなのがあって、真顔で稀国が清子に愛を語る姿が想像できたのは、ちょっとニヤニヤしちゃいましたけどね。
ちょっと疑問なのは、稀国=黄昏の宮ってのは、世の中に認知されていないということなんだけど、清子が結婚するにあたり、そこらは明らかになったのかなぁ。