あらすじ
2013年1月映画化作品。キャバクラ界きってのスターキャストが集まる歌舞伎町ドルシネアで、胡桃は店一番の上客・大野に出会う。自分の客にしたいだけ、これは恋愛なんかじゃない。そう自らに言い聞かせながらも、どうしようなく大野に惹かれていく―。文庫化に際し、新たな書き下ろしも収録。怒涛の展開から片時も目を離せない、究極のエンターテインメント小説。
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Posted by ブクログ
再読。
これだけの偉業をなすには、いい人ではいられない。
彼女の罪悪感を感じさせないところがいい。
2017.3.26
月収200万、その道を極めるのはすごい。
苦労も努力もさらっと書いているが、こんなものではないだろうし、書けないことも多々ありそう。
Posted by ブクログ
前回読んだユダの下巻。8年間キャバ嬢でナンバー1を守り続けた立花胡桃。その半生を描いた自叙伝的小説。後半も引き続き人間臭さ全開で転がるように話は展開していく。人間の弱さや闇が垣間見れる一冊。最後はハッピーエンドか否か是非読んでみてください。
Posted by ブクログ
新宿歌舞伎町No.1キャバ嬢をへて、六本木のキャバ嬢へ。主人公は麻布十番に住み、本気の恋愛をする。ファッションも垢抜けて。引退式?、エピローグ。
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元カリスマキャバ嬢、立花胡桃の実体験を基にした著書である。サンジャポにも出演している彼女だが、それまでに歩んでいた道は凄まじいものだった。大宮→歌舞伎町→六本木とキャバクラ勤務を続けてきた彼女だが、やはり水商売というのは異次元の世界であり、キャスト同志のいじめ、金銭感覚の麻痺、身に降りかかる危険等、様々なことがあるようだ。キャバクラの勤務というと、一見楽してお金を稼げるというイメージもあるが、実はそれなりに大きな代償も払っているということがよく分かった。
Posted by ブクログ
面白かった。昨日、今日で、上下巻一気に読んでしまった。色々と考えさせられた。女性は男をどうやって好きになるのか、夜の世界の女性は男をどうあしらっているのか、という夜の世界の事情が赤裸々に、淡々と語られる。正直に言えば、しばらく、夜、飲みに行く気にはならなくなった。それぐらいインパクトがある、内容だった。読んでよかった。
Posted by ブクログ
サクサク読める内容の割に時間がかかったのは なんでだろ。面白くなかったわけでもないのに。
上巻は面白く わりとサクサク。下巻が時間がかかったのかなぁ。最後の最後に結婚した相手が急展開で変わっていて それがあれ?って 読み返す必要があったし。なんで あんなにこの人って思った零と別れて 別の人と結婚したのか ほんとは その辺りがもっと読みたかったかなぁ。
羨ましいくらい逞しいひとだなぁと思う。わたしにこの逞しさのカケラがあったらなぁとも思う。でも このひとのになりたいとは思わない。
でも ほんの少しだけ よくわかる部分がある。
裏切られ続けると ほんわかシアワセでいることが無性に怖くて 自分で自分のシアワセを壊してしまうところ。臆病になるってことなんだろうなぁ。わたしとそこは同じだと思った。
それにしてもナンバークラスになるためには このくらいドライに割り切らないとできないんだろうね。とても わたしには出来ないなぁ。また 人としてしたくもない。
Posted by ブクログ
終わり方が尻すぼみには感じたけど、途中の駆け引きは面白かった。客とキャストとしての駆け引き、男と女の駆け引き、女と女の駆け引き。。。キャバ嬢の思考回路には学ぶところが多い。
Posted by ブクログ
読み物としてどうとかって言うよりも書かれてる内容が興味深い。
agehaの影響もあって、ギャルの間では「キャバ嬢」が憧れの職業になってるらしいけどかるーい気持ちで入っちゃいけない世界なんじゃないかと思いました。
メンへラーになってる子も多いみたいやし。知り合う人々も怖い。
でもなぁ、この人逞しいよね。
Posted by ブクログ
上巻・下巻一気読み!!
この本全部が事実だっていうからすごい。小説のようなほんとの話って感じ。
しかし、文章に引き込まれることはなかった。レイプ魔が出てきてなんか因縁がありそうなのに、そこはスルー。
まぁ、そこを詳しく書きすぎたらこの本が嘘くさくなっちゃうからなぁ。
でも自分の知らない世界だったので、そういう意味で楽しめた。
Posted by ブクログ
上が面白かったのでめちゃ期待したのですが、最後があやふやなまま終わってしまったのでちょっと残念でした。でもきっと、まだ物語は終わっていないって意味なのだと思います。強い女の人です!
Posted by ブクログ
上巻に続き、するする読んだ。
どうなるの?どうなの?って。
結末は、…およ?って感じだったけど、
現実は小説じゃないもんね。
『ここで終わり♪ハッピーエンドです♪』なんて、あるわけない。
そのあとよんだ、著者のブログものぞき見たら、ものすごくほっこりした(*^^*)
本→ブログの流れが良かったな♪
逆だったらびっくりするかも(笑)
Posted by ブクログ
感情がリアルに出てて、思ったより読みごたえもあった。実際にNO.1を守り続けた人だからこそ描けた世界。こういう特殊なキャリアのある人の日記として楽しめる本だと思う。
Posted by ブクログ
埼玉のキャバクラから歌舞伎町へと移り、客も個性豊かになっていく。闇金からオレオレ詐欺、偽札作りと時代を反映した客。時には枕営業も使いながら主人公はNo1の座へと昇り詰めていく。小説自体はハッピーエンド風に終わるが、あとがきで、その後の紆余曲折も語られており、ドラマチックというか、何というか、、、