あらすじ
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冷戦、宇宙開発、新幹線、公害、ロボット、コンピューター……
昭和100年を迎え、あの頃の未来に立って読み返す
高度経済成長期の科学誌傑作選
大正から昭和の科学史を追体験できる「子供の科学」創刊100周年記念書籍の第二弾!
1950年代から1980年代のバックナンバーの中から、科学とテクノロジーに強い現代の知の巨人、小飼弾が注目記事をピックアップして解説する。
米ソの冷戦からの宇宙開発競争、新幹線の計画から完成、いつか住めなくなると危惧された各地の公害、なくなると言われた石油、便利になる家電、マイコンとも呼ばれ日新月歩に進化したコンピューターなど、月刊誌だからこそ細かに記録された各分野の進化を体験できる一冊。当時の未来予想を答え合わせする楽しみも!
※電子版には早期購入限定電子書籍は付きません
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
創刊100年を記念して創刊号から1945年までをまとめたのが前巻。本書は1955年から昭和が終わった1989年までの内容を「高度経済成長期」としてまとめている。
テーマは4つに絞っていて、「冷戦の時代」「宇宙開発競争」「豊かになる生活」「豊かさの裏側で」。そして、かつての愛読者と編者の対談&表紙カタログが付いている。
どの記事も興味深く、楽しく読める。現代の視点から昭和の科学技術を顧みるという“歪なタイムマシン感”があって楽しい。
しかし、私のように科学工作や“工作紙飛行機”が楽しみで定期購読していた者にとっては、それらが全く触れられていないのが残念。よって⭐︎は3つ。そこはぜひ別巻を希望します。