あらすじ 大洗海岸に巨人と見紛うほどに膨張した死体が流れ着いた。警察は苦心の末に、海外旅行中の県議会議員と特定したが、その腐爛状態には驚きのトリックが隠されていた(表題作)。実力はありながら、地味な風貌が災いし、どの組織でも決してトップの椅子にはつけない元銀行副頭取。男が三十一歳も若いバーのマダムと再婚したとき、悲劇が幕を開ける「礼遇の資格」など傑作短編五編。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #切ない #深い #ダーク すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 このページにはネタバレを含むレビューが表示されています Posted by ブクログ ネタバレ 短編集五篇。トリックが奇抜なものが多いけれど、トリックのみに終始せず、犯行に至るまでの心理状態や過程、人物相関を丁寧に描いている点がやっぱり好きだ。 一作目の腐乱死体の話を、常陸国風土記の話と考察しているのがまた面白いなと感じた。各地に伝わる神話や伝承を物語という一側面から捉えるのではなく、科学的な...続きを読む側面から現実的に考えていくという視点が深みをもたらしていると思う。 0 2024年12月24日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 巨人の磯の作品詳細に戻る 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ