あらすじ
玉砕覚悟の告白をあっさり受け入れられ、綾瀬と付き合い始めた淳史。不思議とうまくいっていたけれど、それは綾瀬にこだわりがないからで、好かれている実感はない。誰とも長続きしないらしい綾瀬と恋人になって一年、タイムリミットが気になり始めた頃、淳史の会社に中途採用社員・湯沢が入社してくる。仕事ができてマイルドに押しが強い湯沢との距離が近づくのと反比例するように、綾瀬とはすれ違いが続き……? 美形攻×地味かわ受の、センチメンタル・ラブ。
...続きを読む感情タグBEST3
凄く好き
人を愛することを知らないモテメン攻めが本当の愛に気づいて一途に溺愛する…そういう作品は嫌いな人いないと思いますが私も大好物です。期待を裏切らない大満足、恍惚とした気持ちで読了しました…素晴らしい作品を生み出してくれた作者様に感謝⭐︎挿絵もドンピシャでした!
Posted by ブクログ
平凡と言われる淳史は華やかでは人目を引く綾瀬に玉砕覚悟で告白。
あっさりと受け入れられて付き合い始め一年。
誰とでも付き合っても長続きしない綾瀬と一年も付き合えていて嬉しいのにそろそろ時期的に自分も別れることになるのではと焦躁にかられてしまうのは胸が苦しかった。
でも付き合いは順調だからこのまま続いていけるのかもと僅かに期待もありと不安な付き合いって辛いと。
綾瀬からは「好き」と言われた事がないのも不安で。
そんな中淳史の会社に中途採用で入ってきた湯沢の存在が2人の間を微妙におかしくさせてしまい(綾瀬の嫉妬が特に)もどかしかった。
おまけに湯沢の怪しい行動とかで淳史の会社が大変な事になりかけ、でもそれを突き止めたのが綾瀬でその時の綾瀬の湯沢をの場面は良かったです。
ようやく綾瀬が淳史に「可愛い」「好きだ」と伝えたれたのには「やっとか!!」とホッとしました。
その時の「しっくりくる」「ぴったり合う」凄く良いなぁって。
淳史の嬉しさが読んでいて伝わってきて読みながら嬉しさに涙出てきました。
2編目では綾瀬目線で淳史が遠くへ仕事でしばらく離れなくてはならなくなってしまった事からのすれ違いがとにかく辛くて。
綾瀬が「フラれてしまうのでは」と思い悩みどうなるのかハラハラドキドキでした。
綾瀬が告白してくれた淳史の勇気をやっと知り自分からもしっかりしないとと決意して行動出来て良かったです!
お互いに「フラれてしまう?!」と思っていたのがなんともいやはや(苦笑)
同棲を決めて共に暮らす、この2人なら…。
特典ペーパーではもう淳史へデレデレな綾瀬、最高でした。
おもしろくて一気読みしました。攻め視点と受け視点が途中で切り替わって話が進んでいくのがよかったです。綾瀬さんがくーのことが大好きだと気付いて変わっていく姿にキュンでした。くーはずっとかわいかったです。同居した後の話も気になるので読みたいです。
泣けます
安西先生は恋を描くのが本当にお上手だなとしみじみ感じた良作でした。付き合っている2人の気持ちの変化の描写が繊細で何度も涙しました。BL読んでじわっと泣きたい時にオススメです。