【感想・ネタバレ】蔵の中 短篇時代小説選のレビュー

あらすじ

花莚問屋の主人庄兵衛は報恩講の席で、娘婿への相続を発表し、仕合せの中にいた。しかしその夜、店の蔵で、雇人が殺された――「蔵の中」。中風の夫のために信心詣りを欠かさない袋物問屋のお房が落ちた罠――「西蓮寺の参詣人」。穀物問屋大黒屋に出入りする厄介者留五郎が惨殺され、その死体には大八車の轍の跡があった――「大黒屋」。わずかな手がかりをもとに岡っ引きが真相に迫る、スリリングな時代短篇集。

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Posted by ブクログ

「蔵の中」「酒井の刃傷」「西蓮寺の参詣人」「七草粥」「大黒屋」の4編が収録。
なお、「七草粥」と「大黒屋」は、『松本清張ジャンル別作品集(2) 捕物帖 』(双葉文庫)にも収録されている。

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2023年06月14日

Posted by ブクログ

 流石にしっかりとした内容の時代物五編です。うち四編は捕物帖ですが、私のお気に入りはその他の一編「酒井の刃傷」です。表題作「蔵の中」のトリック(?)は、ちょっと寝耳に水な感じが・・・・・・私がものを知らないだけ?

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2009年10月07日

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