【感想・ネタバレ】パーソナリティ障害とは何かのレビュー

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Posted by ブクログ 2018年05月24日

パーソナリティ障害の概要、現在の分類についての新書です。
名称は似ていても、それぞれが独特の色を持っています。
個性の延長に逸脱した障害があるように思えました。
社会生活に支障がない程度の異常性は問題ないと思えば、多くの変人も安心できるであろう一冊。

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Posted by ブクログ 2016年05月05日

誰一人として同じ性格の人はいないし、それぞれの個性・傾向を持ち合わせている。精神科医の立場からその個性の度が過ぎた場合、障害として各分類に分け原因と対処についての解説。
誰しも持ち合わせているその個性とそれが度が過ぎる場合というのは紙一重であり、気付かない内に周りも巻き込まれてしまう。
『自己愛性パ...続きを読むーソナリティ障害が発達してくる背景には、子供が自慢したり、高ぶったり、自惚れたりしたがる。自己愛的欲求の高まる時期(男根期)などに、母親がそれを支えて自己愛の満足体験をもたせことをせずに、子供をけなし、そしり、腐し、時には面罵さえする母子関係がある』(P128より引用)

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購入済み

良かった

しらりん 2014年05月23日

とても分かりやすくまとめられていて、読むのに苦労しませんでした。

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Posted by ブクログ 2016年06月09日

フロイトに始まる精神分析の歴史、精神科医としての臨床経験、日本における研究、米国の診断統計マニュアル DSM-III などに基づいて、独自のパーソナリティ障害の独自分類を提案する。独自と言っても、それほど奇抜なものではなく、日本固有の事象も加味した DSM-III +α くらい。

様々な症例で繰り...続きを読む返されるパターンは、年齢相応の生活を送っていた人が、(就職や結婚など)些細な社会的ストレスで均衡を崩し、神経質から精神病へと転落する姿だ。それは、ちょっとした完璧主義者であるとか、やや過剰気味な楽天家であるといった「パーソナリティ」が、「パーソナリティ障害」へと変化していく過程でもある。こうした症例を多く読むと、パーソナリティ障害は決っして他人事であったり、珍しい話ではなく、薄皮一枚隔てただけの世界だということを認識させられる。ちなみに僕は典型的な schizoid だと思う

近年では、反社会性パーソナリティを始め、多くの精神疾患は遺伝的な脳機能に依存することが判ってきていて、フロイトの学説は完全にその役割を終えている(し、著者もそのことは知ってるはずである)が、本書の記述はところどころにフロイト的な解釈から脱却できていない記述が目立ち、そこだけあからさまに論理が飛躍的である。

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Posted by ブクログ 2013年06月01日

いろんなパーソナリティ障害があっておもしろいw
こういう本を読んでいつも思うのは正常と異常は紙一重だってことだなあ。

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Posted by ブクログ 2013年03月26日

どんな性格も行き過ぎて生活に支障を来すレベルになればパーソナリティ障害と呼ばれるようになる、が、そういう性格を活かせる環境を選べば強みにもなり得るので、嫌なことを無理してやって頭壊すのではなく、自分の性格を理解して無理なくやっていける環境を選んでいくといいよ、というかんじ

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Posted by ブクログ 2021年05月26日

・問題行動と本人の内面の悩み、辛さとはコインの表裏を成している。
・ある程度は生物学的基盤を持ちながらも、人格がさまざまな環境からの影響を受けて成長する中で、ある種のストレスによって生じた機能不全が構造化される段階があり、さらにその構造体が環境と相互作用的に交わりながら悪循環を形成して更なる変形を被...続きを読むり、固定化して最終的な自我機構を持つに至る。
・子供時代の母子関係や家庭内力学に加えて青年期発達に大きな影を落としている社会文化的変容も見過ごすことのできない重要な要因。
・子供の人格から大人の人格へと成長する青年期に、何らかの事情でそれが達成されないままになっている。
・うつ病臨床で話題になりやすい自己愛性パーソナリティ障害。

・子供の人格から大人の人格へと成長する過程においてうまく運ばなくて生じたケースであるという考えが基本になっているというが、あまりにフロイト的な考えに乗りすぎでは?肛門期とか、現在でも有効な考えなのか?

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