【感想・ネタバレ】物理学の誕生 ――山本義隆自選論集Ⅰのレビュー

あらすじ

科学史家・山本義隆がこれまでに発表した物理学/物理学史に関する20本以上の論文・講演原稿・書評などを集成、全2巻として刊行する。物理学とはどのような学問で、いかなる発展を遂げてきたのか。『物理学の誕生』と題した本書では、「16世紀文化革命」に注目しつつ、古代からコペルニクス、ケプラーを経て近代力学の形成までの過程を中心にたどる。山本義隆による山本義隆入門ともいうべき画期的論集。収録論考:「アリストテレスと占星術」「シモン・ステヴィンと16世紀文化革命」「「ガリレイ革命」をめぐって」「ニュートンと天体力学」「物理学の誕生」など。

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Posted by ブクログ

以前に、山本義隆さんの『世界の見方の転換Ⅲ』、『磁力と重力の歴史』すべて、そして『古典力学の形成』を読んだことがあります。そのため、こちらの本を読んで、目新しい内容はそんなになかったと思います。

一方で書き記しておきたい感想が2つ。

まず一つ目に、あとがきで山本さんご本人がおっしゃっているように、まさにまず初めに手に取って欲しい物理学史の本である、と感じました。こんなにコンパクトに今までの内容がまとめられていて、正直驚嘆です。本当におすすめの一冊です。

そして二つ目に、山本さんのお気持ちが知れたことが何より嬉しいです。先ほどにも触れたあとがきの話もそうですが、なぜ物理学史を書こうと思ったのか、どんな問いを立てたのか、目標はなんだったのか、そういったことを知れてとても嬉しかったです。

「物理学者にとって面白く、科学史家の批判に耐えうる本を」という目標には圧倒されました。さすが山本さんです笑

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

山本義隆先生の自選論集。
アリストテレスからニュートンまでの物理学の発展史を物理の内容を交えながら語られている。
山本先生は、多くの本を出されており、どの本も格調高く、丁寧で、本質をあぶり出した名著ばかり。それらのダイジェスト版のような本で、さらっと読めるけれど、次を読みたくなる深い内容ばかり。
欲ある高校生が手にとって、生き生きと語られるルネサンス前後の科学史、物理学史に浸って欲しい。

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2024年10月23日

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