【感想・ネタバレ】物理学の発展 ――山本義隆自選論集IIのレビュー

あらすじ

近代に入り、飛躍的な発展を遂げた物理学。自選論集の完結編にあたる本書では、熱力学や電磁気学などの18、19世紀における革新的な成果を跡づけつつ、古典力学から量子論・量子力学の誕生までの道筋をたどる。18世紀を代表する数学者オイラーをめぐる「Eulerの力学」、近代における宇宙像の転換を論じた「カントと太陽系の崩壊」、熱力学の形成と発展を概観する「力学と熱学」、量子力学の入門となる「量子論から量子力学へ 量子力学入門」、さらにはかつて予備校生に向けて語った相対性理論の基礎講義に大幅な加筆修正を施した「相対性理論入門講座」など、計12本の論考を収録。

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Posted by ブクログ

いやぁ〜なかなか難しかったです。

文庫なので軽く読み物として読めるかな?と思ってたら、かなりがっつり数式が出てきます。自ら手を動かさずに理解し切るのは難しいかと。

そういう意味では、この本を参考にして、原典だったり、自ら計算してみるのがいいのかもしれません。山本さんご本人も、その必要性について述べられています。

物理学史のネタとしては、マイケルソンモーレーの実験が、「エーテルの存在を確認するため」ではなく「エーテルに対する地球の運動を測るため」であった、という見解が面白かったです。

あともう一つ、ケプラー運動を速度空間(ホドグラフ)で表すと円になる、という対称性には驚かざるを得ませんでした。綺麗すぎる。美しいですね。

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2026年05月10日

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