あらすじ
十七歳の翠は浅草生まれ。私娼窟の玉の井で育ち、流れ流れて京城(現在のソウル)に来た。養父の口利きで、国語教師の家に世話になりながら女学校に通うのだ。下宿先には同い年の朝鮮人のお手伝い、ハナがいた。翠がなかなか彼女と距離が縮められずにいたところに、ハナの弟が行方不明になるというできごとが起こる。その日のうちに弟は無事に見つかるが、そんなことから翠とハナの間の日本人/朝鮮人の垣根が開いていく。そして翠には京城を訪れるひそかな理由があった。
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Posted by ブクログ
最後は前向きだしいいお話ではあったけど、歴史上のしんどい部分が後半は主軸になっていたので、すっきり前向きな話としては読めなかった。
翠の環境もハナの環境も時代によるところは大きいと思うけど、じゃあ今の時代はどうなんだろうって思うと、もっと潜在的な差別はあるんじゃないかなとも感じる。