【感想・ネタバレ】新装版 虚無への供物(上)のレビュー

あらすじ

昭和二十九年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司(そうじ)・紅司(こうじ)兄弟、従弟の藍司(あいじ)らのいる氷沼(ひぬま)家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎(とうじろう)もガスで絶命――殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生(ななむらひさお)らの推理合戦が始まった。「推理小説史上の大傑作」が電子書籍で登場。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

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字が大きく、とても読みやすい!内容もセリフが多く読みやすい。「奇書」という言葉に警戒し過ぎていた。

はじめは小説的な殺人事件以外認めないと言うメタ的な内容や、推理小説のわりにキャラがしっかり立った登場人物たちの会話が面白く、楽しい気持ちで読んでいたが、だんだんと氷沼家の人ばかり死んでいき、悲しい気持ちなっていった。

物置の中が「びしょびしょに濡れて、いちめん血だらけ」だったというのは何だったのか
蒼司が犯人なのか
氷沼家の人は全滅するのか

気になる。

とりあえず、アクロイド殺しだけでも読んでおいてよかった。

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2015年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「どんな花でも、どれか一色欠けている。」

三大奇書と言われている本の1つ。
そう言われていなければ手に取らなかったであろう。

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2016年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

素人探偵がそれぞれ解答を持ち寄るが、どれも奇妙なものばかり。真の探偵が登場と思いきや、よくわからない解決となる。下巻は、どう展開するのだろうか。

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2015年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

えええ、犯人いるのー!?いないのー!!気になる。しかもかなり思わせぶりなところで下巻に!いやー気になる。続きが早く読みたい。

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2024年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

意外に読みやすくて驚いた。

ミステリーランドシリーズを手掛けた宇山 日出臣氏、『建築探偵シリーズ』の登場人物、恩田陸氏等
おすすめだったので。

死人が出てしまったけれど、謎解きしあっていて
真実が判明していないので

下 でこれがどう展開していくのか楽しみ。

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2018年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

緑の薔薇が存在しないとか、青い薔薇が輸入したてとか、時代を感じる作品。
とはいえ矢車草のような青い薔薇は、まだ存在しないんだもんなぁ。
なかなかにつけつけと言う久生さんがおもしろかったけど、共感はできない系。
不思議の国のアリスになぞらえたり、かと思えば五色不動が出てきたり。
目まぐるしくあちらこちらへ振り回される上巻でした。

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2025年05月28日

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