あらすじ
昭和二十九年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司(そうじ)・紅司(こうじ)兄弟、従弟の藍司(あいじ)らのいる氷沼(ひぬま)家に、さらなる不幸が襲う。密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。そして叔父の橙二郎(とうじろう)もガスで絶命――殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生(ななむらひさお)らの推理合戦が始まった。「推理小説史上の大傑作」が電子書籍で登場。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
字が大きく、とても読みやすい!内容もセリフが多く読みやすい。「奇書」という言葉に警戒し過ぎていた。
はじめは小説的な殺人事件以外認めないと言うメタ的な内容や、推理小説のわりにキャラがしっかり立った登場人物たちの会話が面白く、楽しい気持ちで読んでいたが、だんだんと氷沼家の人ばかり死んでいき、悲しい気持ちなっていった。
物置の中が「びしょびしょに濡れて、いちめん血だらけ」だったというのは何だったのか
蒼司が犯人なのか
氷沼家の人は全滅するのか
気になる。
とりあえず、アクロイド殺しだけでも読んでおいてよかった。
Posted by ブクログ
素人探偵がそれぞれ解答を持ち寄るが、どれも奇妙なものばかり。真の探偵が登場と思いきや、よくわからない解決となる。下巻は、どう展開するのだろうか。
Posted by ブクログ
意外に読みやすくて驚いた。
ミステリーランドシリーズを手掛けた宇山 日出臣氏、『建築探偵シリーズ』の登場人物、恩田陸氏等
おすすめだったので。
死人が出てしまったけれど、謎解きしあっていて
真実が判明していないので
下 でこれがどう展開していくのか楽しみ。