あらすじ
「だーれが、幽霊女ですって?」
全寮制の学校に転校してきた中学三年生の啓介。彼は右手でコインを消す不思議な手品が得意で、クラスでも一目置かれていた。しかし実は、握ったものを本当に消してしまう魔力を宿していたのだった…!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
掴んだものを消してしまう、空っぽの手品師の少年が出会う、空を飛んできた半透明の少女との現代ファンタジー。意外とバトル多めで、そして読みやすかった。
冒頭で主人公の過去が語られて、以降それが軸になっていくので暗い話かなと思ったけど、アリッサの明るさに主人公も読者も助けられたのかな?なんて。
クラスの中のリアルな現状。いじめを示唆するもの、実行するもの。――そして受けるもの。そのあたりをリアルに書きながら、かつ非日常に巻き込んでいく様が面白かった。
魔術の詠唱部分の「二節、三節」などの綿密な設定も厨二な俺にとってはワクワクしながら読めた。
ラノベで1日で読みきったのは久しぶり。
Posted by ブクログ
物語の設定はかなり好評価
主人公は辛い過去と戦いながら段々と主人公が変わっていくところがいいですね〜
しかし俺が早く読む過ぎてわからなかったのか知らんが、内容が説明不足だと思います
魔法のことや主人公の手の力など読んでてよくわかりませんでした( ゚Д゚)
まあ2回読めばわかるかもしれませんが・・・
あと絵もかなりの好評価!
ずばり自分が好きな絵ですねw主人公もかっこいいしw
この本は心に響く台詞があって感動!&かっこいい!
新人の人なのでたぶんまだ力不足なのかもしれませんが普通に面白かったです
ですが最後の終わりかたが微妙かも・・・
Posted by ブクログ
表示とタイトルより異世界ラブコメだと想像してたけど、いい意味で予想を裏切られた。バトル学園ファンタジーもの。事故で家族を失った少年が、異世界のバトルに巻き込まれていく。お色気が一切ないところがすっきりしている。クラスで孤立している生徒や、中心にいるものの心は冷血な生徒など、そこらになさそうな生徒像であるところも良し。