あらすじ
高嶺の花……そう思っていた心理カウンセラーの多和田と恋人同士になった、元極道でラーメン屋店主の篠塚。だが、相変わらず何かと一歩引いた態度を取ってしまう篠塚に、多和田がある日同居話を持ち出してくる。元とはいえ極道の自分と住めばどんな危険が身に降りかかるかもわからず、篠塚は当然その話を断るが、そのことで諍いになった後日、多和田から突然別れを告げられ……。書き下ろしSS収録。
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Posted by ブクログ
1巻で両想いになれたものの急に告白されたような印象があって、読んでいてちょっと現実味がないなあと思っていたら、篠塚のほうもそう思っていたようで(笑)
同居話を断ったらいきなり別れ話を切り出され、篠塚は割と早いうちから諦めモードにはいってしまいます。
普通だったらもっと努力したはずですが、もともと高嶺の花だと思っていたのだから仕方がないのかもしれません。
そのいきなりさに読む方としては違和感がありまくりでしたけれど、それにも気が付かないぐらい動揺していたのにね。
結局、尾崎に喝を入れてもらってようやく自分の気持ちに気づき、多和田を取り戻すくだりは読んでいて爽快でした。2巻目でようやく思いが通じ合ったと言っても過言ではないと思います。
この後が気になりますが、3巻は出ないのかなあ・・・。