あらすじ
何度言っても同じミスをする、忘れてはいけない重要な約束を忘れる、昨日と今日で意見が180度変わってしまう、思い込みが激しく話を聞いてくれない……身近なあの人の困った癖も、「記憶」の深層を知ることで対処のヒントが見えるかもしれません。思うようにいかない他人や自分との付き合い方を、心理学的見地から模索します。
【本書の内容から】
●仕事で致命的な失敗をする人に共通する弱点
●忘れ物ばかりなのにテストでは優秀な小学生
●愚痴の多い人はほんとうにひどい目に遭っているのか
●ちゃんと報告しているのに「そんなこと聞いてない」
●自分が期待していることは、「聞いたつもり」になってしまう
●30代になると流行りの歌が覚えられなくなるのはなぜか
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Posted by ブクログ
心理学の視点から、職場にいる「あの人」はどうなっているのか、という疑問を紐解く。
私は自分について少しでも紐解きたいと思いながら読む。
このまえもこんな感じで記憶の本をざっと読んだけれど、
ここでも記憶について、また新しい言葉などが出てきた。
回想記憶と展望記憶。
過去に出来事についての記憶が回想記億。
未来にしなくてはならないことについての記憶が展望記憶。
展望記憶が弱いとよく忘れ物をする。
展望記憶には、何かすべきことがあるということ思い出す存在想起の機能と、具体的何をすべきかを思い出す内容記憶に分けられる。
回想記憶のうち、自分自身にまつわるものを自伝的記憶という。後半まあまこれについても書かれていて興味深い。
回想記憶が問題解決力にかかわる側面は、判断や対処法について過去経験から引き出したりするから。
加えて自伝的記憶はモチベーションにも関わる。引き出した記憶に結び付いた感情に、今の自分が影響される。ポジティブな気分をもたらす記憶へのアクセスを良くしておく、など心理状態の管理に活かすことができる。
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