【感想・ネタバレ】プラントハンターの野帳~台湾・植物見聞録~2巻のレビュー

あらすじ

「いつかこの手で、この台湾で、
新種を見つけるんだ!」
台湾人と日本人――
植物研究者たちの情熱溢れる人間ドラマ

大正時代の台湾は植物発見の黄金期だった
死して蘇ると伝わる万年松、
未来を予見する力を持つという台風草、
そして不吉の兆しとも見なされる竹の花……
代々の採集人たちが積み重ねてきた努力と知見が、
植物たちの神秘のヴェールを一枚一枚剥いでいく。

ある時、襲来した台風が植物園にもたらしたのは、
喧騒と、そして夏の日に募る思慕の情だった。
しかし、一つの採集任務が、涼山の
無鉄砲な振る舞いの下に隠された、
ほろ苦い過去の扉を突然こじ開けることになる……

蝉の声は日ごとに濃くなり、
植物はその生命力を謳歌するように枝葉を広げる。
様々な想いを胸に腊葉館に集う採集人たちの間にも、
心の絆の種が、ゆっくりと、
しかし確かに新しい芽を吹き始めていた……

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

レビューがありません。

「青年マンガ」ランキング