【感想・ネタバレ】プラントハンターの野帳~台湾・植物見聞録~1巻のレビュー

あらすじ

「いつかこの手で、この台湾で、
新種を見つけるんだ!」
台湾人と日本人――
植物研究者たちの情熱溢れる人間ドラマ

1924年、大正時代の台湾は、植物研究の黄金時代だった。
薬草堂の跡取り息子・涼山(リョウザン)は、
自ら起こした過失の尻ぬぐいのため
台北の植物園で小間使いとして住み込みで働くことに。
そこには厳格な童顔の植物研究助手、温厚だが一癖ありそうな植物絵師、
植物バカの天然研究者など、個性あふれる面々がいた。

涼山は責任感の薄い今時の軽い若者に見えるが、
幼い妹の死と、父親との関係という苦悩を抱えていた。
そして植物に一途な彼らもまた、
生きるが故のそれぞれの背景を持ち――。

台湾の植物を通して描かれる、植物採集の魅力、
研究者たちのたゆまぬ努力と情熱、苦悩……
そこにはいつも人間たちの熱きドラマがある。

明るくも、時に切ない
みずみずしい筆致で描きだされる、植物と人間の賛歌!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

匿名

購入済み

惹かれます

植物も薬草も好きです。
温かさが伝わる絵柄に、背景と物語が見えて来る自然な会話で、作品の世界に自分もいるかのように楽しめました。
続刊の早い掲載を楽しみにしています。

0
2025年08月02日

「青年マンガ」ランキング