【感想・ネタバレ】風流太平記のレビュー

あらすじ

紀州徳川家がイスパニアから武器を密輸して幕府転覆をはかっているらしい――前代未聞の大陰謀を解明すべく奔走をはじめた兄たちによって花田万三郎は長崎から江戸に呼びもどされる。しかし、人間への思いやりにあふれ、彼を慕う二人の女性の間で翻弄される万三郎は、事件解明第一の兄たちに叱られてばかり。独特の人間観をにじませながら、波瀾万丈の剣劇をくりひろげる長編小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

しっかり者の長兄、口うるさい次兄、そして剣術は強いのに戦いは好まない末っ子の主人公、みんな魅力的だ。

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2021年04月09日

Posted by ブクログ

花田三兄弟のそれぞれの個性がおもしろい。特に三男の万三郎の明るさと人を信頼する面が清々しい。13.7.27

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2013年07月27日

Posted by ブクログ

単純で底抜けなほど人間を信頼する万三郎。しかも二人の女性に愛され翻弄されるキャラ。 そんなある日幕府転覆という陰謀に巻き込まれ・・。周五郎作品とは思えない軽いノリ。長編だが一気読み~。題名に込められた意味は冗談とは。

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2013年11月06日

Posted by ブクログ

全1巻。

目標の為に犠牲を払うのが当然の侍の世界で
目標よりも情に走る、
危なっかしくて女に弱い主人公が、
事件を解決するために奔走する話。

珍しく主人公が陽性。
哀しい、暗い印象じゃなくて、
しかられてばかりでのんきな跳ねっ返りの三男坊。
村上元三先生が描くような主人公と思った。
しっとりした雰囲気が山本作品らしいと思ってたので
以外。

で、
こういう主人公の物語って
勢いあって爽やかな印象が似合うと思うのだけど、
なんだか勢いはいまいちな感じだった。
個人的には中途半端な印象。

あと、
やっぱり太平記?と思った。
表題。

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2011年09月05日

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