【感想・ネタバレ】胃の不調の原因と対策 胃活の教科書のレビュー

あらすじ

胃の不調は新・国民病!?

病院に行っても逆流性食道炎や胃潰瘍といった診断はされないのに、胃痛や胃もたれなどの胃の不調が慢性的に続く「機能性ディスペプシア」という病気が日本で今、多くの人を悩ませています。
胃の不調は人それぞれ。不調のタイプを大きく6つに分けて、それぞれの不調にどんなことをすれば良くなっていくかを『生活習慣改善・胃活プログラム』としてまとめました。『胃活』で健康な胃を取り戻そう!
巻頭に胃の不調を改善する胃活プログラムをはじめ、胃の基礎知識、胃の疑問Q&A、薬や病院との付き合い方、知っておきたい胃の病気などの気になる情報を、メディアでおなじみの消化器内科専門医・三輪洋人先生がわかりやすく解説する。

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Posted by ブクログ

自分の診断されてるのほとんど書かれてた(^^;;
とても分かりやすい。家に置いておきたいなーと思った。調子悪くなったらまた読もうかな。

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2025年08月22日

Posted by ブクログ

以前、同じ著者の『胃は歳をとらない』(2021年、集英社新書)を読み、勉強になったので、新刊の本書も手に取ってみた。
全143ページで単行本としては薄目だ。行間や空欄が多く、文字数も少ない。情報量は『胃は歳をとらない』より少ないが、サッとすぐ読めるというメリットがある。胃に不調を感じた人や検診で胃に異常が見られた人が、一番最初に読む本としては最適だろう。基本的な知識を学び、そのうえで病院に行くか、行かないかを判断する材料になる。また、病院に行ったが、医師の説明が不足していると感じた人の知識の補完材料として有効だろう。

体の不調全般に言えることだが、特に胃の不調は「病気かも...」と思う、不安やストレスが大敵だ。さまざまな情報が交錯するインターネットで調べると、不安を増長させるのでお勧めしない。それよりも、本書のような信頼のできる医師が書いた本を1冊読んだほうが確かな情報が得られる。

本書のイントロダクションとして、胃の不調を6つのタイプに分け、それぞれに対応する胃活プログラムが提案されている。それらは、すぐに取り組める生活習慣改善法である。胃に不調を感じている人は胃の不調のタイプにかかわらず、すべてのことを試してみる価値はあるだろう。

【胃の不調のタイプ】
A:いつでも痛いタイプ
B:食べると不調タイプ
C:いつも胃もたれタイプ
D:食欲がないタイプ
E:食べたいのに満腹タイプ
F:胸やけムカムカタイプ


【生活習慣改善プログラム】※カッコ内は評者による補足
1.超手抜き朝ごはん(朝食を取る。バナナやヨーグルトなど簡単なもので充分)
2.菌活(LG21ヨーグルトを飲んでみる)
3.和食のススメ(和食は洋食より胃に優しい)
4.カムカム30(ひとくちにつき30回噛む)
5.腹八分目
6.ちょこちょこ食べ(思うように食べられないときは食事の回数を増やす)
7.寝る前習慣術(夕食は就寝の3時間前までに済ます)
8.食後は10分リラックス
9.胃の温活(冷たい食べ物を避ける/腹巻をする)
10.幽体離脱の術(客観的に自分を見る)
11.ゆったりコーデ(お腹を締め付けない服装をする)
12.ゆるエクササイズ(有酸素運動を行う)
13.マインドフルネス
14.威風堂々(正しい姿勢を取る)
15.お薬チェック(ロキソニンなどの非ステロイド系抗炎症薬の副作用として胃腸障害が起こる場合がある)

p14-45より

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2025年11月30日

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