【感想・ネタバレ】復興増税の罠(小学館101新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「日本は国債発行で借金塗れだから、このままでは破綻する、もう増税しかない」という論調があらゆるメディアで登場しており、世論も仕方がないという方向に傾いていますが、本当にそうなのだろうか?ということを一人一人が考えてみるきっかけとして、一度は読んでみることをおススメします。

減税が日本を救うという主張が極論過ぎるのではないかと思っていたのですが、それぐらい極端な政策をとらないと、行政改革など行えないという主張は名古屋市政の実績からもあながち間違いでもないように思える。

結局、権力者というものは、如何に税金を集めるかということが関心事になり、身を削ることなど到底できないですよね。だから、市民の代表である議会がそれを抑制するということが役目だった。ところが、今や、その議会も増税に加担する側についてしまっている。本来、議員は市民の代表者のはずなのにおかしいですよね。
※中には市民の側に立った議員もいらっしゃるとは思いますが。

ここ10年見ても分かる通り、結局、政府・官僚自体に改革を求めてもできるはずもなく、市政レベルでの活動から始めようということ。
大阪もそうですが、今後の動向がとても気になりますね。

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2012年02月17日

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