あらすじ
世田谷区立神宮寺高校はダンジョンの地下に存在するという、世にも珍しい学校だ。そんな神宮寺高校に入学した方向音痴の女の子・永井のり子が、モンスターに襲われたり、トラップにひっかかったりしながらお気楽に頑張るノーテンキ冒険ファンタジー。
...続きを読む感情タグBEST3
火浦功のライトファンタジー!
90年代初頭の作だが、80年代のエッセンスたっぷりの怪作。ウィザードリィ風の学園パロといえばわかりやすいかな?
ある意味で、今のコメディ系なろう小説のご先祖様的な小説だと感じた。「うわー、うわー」言うヒロインが天然で可愛い。
かつて角川文庫版を積ん読のまま紛失したので、今回電子化に伴い買い直したが、新作描き下ろし短編も入っていてお得になっている。
Posted by ブクログ
○○を狙うモンスターの群れに襲われたり、
○○の幼生を××と思って飼い始めたり(ソイツも自分は××と思い込んでいる)、
○○を××して、モンスターの群れが学校に侵入する原因を作ったり、
夏休みの宿題に、銀の○○を5つ集めたり、
夕飯に必要な豆腐を買いに行ったり(もちろん迷う)、
復活した○○と仲良くなったり、
勘違いと思い込みですぐ暴走するのりこの学校生活は、いつもてんやわんやの大騒ぎ!
それにしても火浦功の発想力と小ネタの使い方には、いつも驚かされる。
冒険物のお約束を悉く上手なギャグにするセンスには脱帽。
RPGと昭和のギャグが好きな方にオススメ。