あらすじ
すべての現実から顔をそむけ、自分を責め続けて膝を抱えているのは、ある意味いちばん楽なことだ。でも、人は生きている限り、永遠に立ち止まっているわけにはいかない─。勝利が逃げるようにオーストラリアに来て、半年がたった。秀人の仕事の手伝いにも、生活にも慣れてきたが、かれんから送られてくる手紙を読むことは、まだできないでいた。そんな勝利のもとに、かれんの弟・丈からの手紙が届く。
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Posted by ブクログ
前作から話飛びすぎ・・・ww
最初、続きはこれでいいのか、自分の前作までの記憶が間違ってるんじゃないかと何度不安に思ったことか( ̄∀ ̄)
読み進めていくうちに、おそらくこういう結果になったんだろうという推測で進んではいったけど、基本的に私は、読者に推測させる感じが好きじゃないんだと今になってようやく気付いた、知った。作家さんの固定された、用意された物語がいい。読者の想像に任せます、ってのはいらない。
しかし、このタイミングでオーストラリアとはなんだ。何かあるのか?
びっくりした。
自分も、若干逃げる気持ちで行くし、こっち冬あっち夏の時期に行くし。だからそういう意味でオーストラリアのことが若干勉強になった。
かれんしばらく出てこないから、当のかれんはこの間ショーリに対して何を思っているのかはわからないけど。
ここから勝利がどう成長していくかまた楽しみ。
一つ不満はやっぱり、話の続きが分かりづらかったことかなw
それ以外は◎
Posted by ブクログ
舞台が一変し、最初は戸惑いました。
前巻ラストの事件から逃げてきたわけですね。
あの後どうなったかは詳しくは書かれてませんが、まぁ想像はつきますね。
今まで惰性で読んでいたけど、環境が変わったので少し新しい気持ちで読めたかな。