【感想・ネタバレ】千夜千花物語 ~王弟殿下と飛んで火に入る夏の悪女~のレビュー

あらすじ

気が付いたら修羅場だった。
不貞と殺人未遂の罪を着せられ、夫らしい男に断罪されている。さっきまで日本の自分の家にいて、その記憶がはっきりしているのに、知らない世界で「悪女」「魔女」と大勢に罵られている。
全力疾走で逃げ出し、ひと気のない枯れた庭に駆け込んだ。
そこには死神のような青白い顔の男性がいて、自分を見ても悪女だと罵らない。つまり、敵じゃないということは味方になる可能性があるっていうことだ!
悪女アザレア・ドマの体に入った「私」は男性に助けを求めた。その人が、呪われた王弟イドラ・マグダレアとも知らず。
妖精の粉を服用しなければ命が削られていくイドラは、妖精のために庭の花を咲かせなければならない。しかし、妖精の花は「多くの人に愛された物語」がなければ咲かない。二十年以上国中の物語を花に聞かせ続けた結果、もう物語は尽きてしまった。
そんなイドラが見つけた「異世界の娘」。イドラは自分の命のためにアザレアを抱きしめて、周囲に宣言する。
「彼女の浮気相手は俺だが?」

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物語としては難しいのに、短くいうとあとがきにあるように、最強ヒーローがヒロインにベタ惚れになり、ヒロインの行動に喜んだり落ち込んだりと普通のことのよう。
本編より番外編が結構好きです。

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2025年11月14日

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