あらすじ
フレームワークを疑え、MECEには限界がある……ノイズを取り入れてこそ、思考の行き詰まりを乗り越えられる。著者は、アクセンチュア株式会社で経営コンサルティングの仕事に従事するかたわら、ロジカル・シンキングなどの思考法・発想法の講師を社内外で務めてきた。その過程で見えてきたものとは、多くのコンサルタントの卵たちが、整理や分析の腕は上がっていくものの「気のきいた整理」に至らず「刺さる(影響力のある)言葉」を打ち出すことができないという問題だった。本書では、フレームワーク、ピラミッド・ストラクチャー、イシュー・ツリーなどの基本を学びながら、いかにしてロジカル・シンキングの先に到達して、思考の壁を破るかを伝授する。内容例を挙げると、◎ロジカル・シンキングの落とし穴―ヒューリスティクスとは ◎動詞で考えて思考を拡散させよう ◎分析は8割で切り上げる ◎フリーマップを活用する等々ビジネスパーソン必読の一冊!
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Posted by ブクログ
H21.11
MECEに興味があって読む。
初心者向けで読みやすく、ポイントがしっかり抑えられていると思う。無駄がなく、実務に即した内容でありがたかった。
Posted by ブクログ
思考の外にあるもの、知らないことや想像できないことは抜け落ちてしまう。
だからこそ、フレームワークを使う。
フレームワークに当てはめるのではなく、整理の方法としてフレームワークがあり、そこからどう深掘りできるかが差となる。
課題は、これまでの状態と変化/複雑化を踏まえて生まれる。→SCQ + A(結論)
Posted by ブクログ
MECEやピラミッドストラクチャーは単なる整理術であるというのは、目から鱗だった。コンサルタントは整理した結果を使って新たな提案をすることだという。
仕事の前には膨大なinputをしているいう話や、コンサルタントにとって、フレームワークは本来作るもので、作ることが仕事という話だった。なるほど、ここまでしているコンサルタントは世の中にどれくらいいるのだろう?使えないコンサルタントがあふれるのもわかるような気がした。
Posted by ブクログ
アクセンシュアの戦略コンサルタントの著作。
第1章、第2章のロジカルシンキングの概略は簡潔でわかりすい。
また、ロジカルシンキングとは「整理学」である、というのが印象的。
つまり、論理的に考えるは情報を理路整然と整理することである、と。
なるほど、そうか。
また、普段から様々なジャンルにアンテナを張る著者の姿勢には共感できた。
ただ、多少説明が冗長に感じられる個所も。
よって★4つ。
Posted by ブクログ
【著者】
樋口 陽介 アクセンチュアの経営コンサルタント
【内容】
コンサルタントが使うロジカルシンキングなどを纏めた本。
【感想】
内容はだいたい他の本を纏めただけで目新しい物はない。
ただ、必要なことをシンプルに纏めているのが気に入った。前に読んだことを再度思い出すのに使える。