あらすじ
群集恐怖症の小学校教師、美咲はクラスのいじめに手を焼いていた。ターゲットは〈悪魔の館〉に住む転校生のめぐみ。不登校のめぐみと始めた交換日記には「ひみつの友だち」だという無数の小さな目を持つグロテスクな小人が描かれていた。ある日、いじめの主犯が館で穴だらけの死体で見つかるが……。決して小人を怒らせるな! 異形蠢くパニックホラー。
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Posted by ブクログ
パニック系ホラーでありつつも、じんわりとした怖さが続く作品。
最初にタイトルを見た時はどういうことかな?と思いましたが、読み進みていくと納得。
文字通り小人が脅威として描かれるが、それがものすごく気持ち悪い。
感覚としては大量発生かつ攻撃力を持ったGのような描かれっぷり。
行動原理は基本的にシンプルで、普通は何もしてこない。ただし、人の肉の味を覚えてしまった…というのは現代のクマ問題のようである。
特別弱点とかが描かれている訳でもないので、有効な対処法も見つからず物語は進む。
最後もジャパニーズホラー的な終わり方で良かった。
Posted by ブクログ
冒頭から最後まで色んな意味で気持ち悪い
イジメの悪質さ
親のモンペ具合
ホラー要素の気味悪さ
最後ははっきりしない気持ち悪さ
人の存在的に持っている恐怖心を題材にして
恐怖心を煽っているのがいい。