【感想・ネタバレ】2040 水の未来予測のレビュー

あらすじ

人々の暮らしを支え続けてきた農地や地下水といった地域資源が、外資系企業に買い占められ、
急激な人口増加や高潮・洪水対策のため、東京湾に浮かぶ都市が誕生し、地方の過疎化した集落はインフラの老朽化により見捨てられていく…。

専門家が危惧する、近未来に直面する「水」にまつわる恐ろしい話。

装画:六七質

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Posted by ブクログ

近未来の水をとりまく予測。
AIが重要な位置を占める。

AIがインフラ整備の在り方を判断する。
国内でも、国際化戦でも。
コンパクトシティ化に反し自然に暮らそうとする人たちには容赦ない。
・・・まあこれはやむを得ない面はあると思うが、、、

この本を読んで一番の衝撃はAIが冷却に水を大量に使う意味
大量に使うことまで走っていた。電気と水と。
確かに世界中の知恵を集め確率で次の言葉をつぐむには、
大量の電気が必要だし、その熱くなった回路を冷やす必要はあろう。
しかし、水は冷やしたらまだ再利用すればいいのでは?と思い込んでいた。
水は、、、蒸発するのだ。消えるのだ。
そして蒸発した水は大気に戻り、自然体系を崩す。
もしかすると昨今の異常気象の一因にすでになっているのでは?
さらにそのAIに、人間は自然との共存のための判断をゆだねようというのだ。

背筋が寒くなった。

10年後の水 「はじめに」に代えて
価値 2033年A県瑞穂平市
浮沈 2040年東京
管理 2042年S県龍騎村
分配 2040年ナディス川流域

0
2025年06月24日

Posted by ブクログ

これまでに水について数多くの著作を送り出してきた橋本淳司氏がこれまでのご本人のスタイルではなく、物語調で水にまつわる未来予測4点を挙げた。いずれも架空のことではあるが、近未来に起こりそうなことばかりである。

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2025年06月16日

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