【感想・ネタバレ】季節のない街のレビュー

あらすじ

“風の吹溜まりに塵芥が集まるようにできた貧民街”で懸命に生きようとする庶民の人生。――そこではいつもぎりぎりの生活に追われているために、虚飾で人の眼をくらましたり自分を偽ったりする暇も金もなく、ありのままの自分をさらけだすしかない。そんな街の人びとにほんとうの人間らしさを感じた著者が、さまざまなエピソードの断面のなかに深い人生の実相を捉えた異色作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

山本周五郎の、戦後の裏街を舞台にした短編。
架空の列車がみえる少年、夫を入れ替える妻達、悪妻をもつ顔面神経症の男性、などなど多彩な顔ぶれ。
それぞれの人生、それぞれの価値観が面白かった。

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2014年03月02日

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