あらすじ
親の不手際で知人宅に居候することになった悲劇の少女・たえ子。そしてピンポン鳴らすと真っ裸でドアを開けた裸族の男・升田。清純な女子高生相手に、裸でお出迎え…? まさに衝撃の初対面。たえ子が17年間積み上げてきた価値観が、グラグラと音を立てる。これって現実? わたし、今、正気? 泣いていても始まらない、爆笑青春ストーリー♪
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Posted by ブクログ
いや~笑いました。たえ子と升田の掛け合いがテンポ良くて笑えます。同居人が裸族って。イケメンなのに意識する暇もない。でも、たえ子が升田を意識しないでののしってる関係の方が好きだったので、意識してしまったのが残念でした。
読み切りの3322も好きです。
ヤマシタ先生のセリフは響くなあ。
「お母さん あなたがわたしに構わずに逝ってしまったのでわたしは わたしは わたしはわたしのどんな気持ちにもうまく名前をつけられないのだと思います」
「どうしてわたしが仲良くなってみたい本好きのあの子は わたしが話しかけてもあんまり答えてくれないのか」
「どうしてわたしだけが誰からも愛されないと思ってしまうのか」
「どうして誰といてもわたしだけとても寂しいのか」
「そんなことを他の子たちのようにうまく飲み込むことができないのです」
Posted by ブクログ
何度読んでも笑っちゃう。ヤマシタさんの言葉選びのセンスが一等に輝いてる。しかし大好きなのだが全裸すぎて普通の友達に勧めるのをためらう一品でもある。
Posted by ブクログ
表題作と読み切り一本という構成だった。
正直ギャグのノリが合わずあまり楽しめなかった。おもしろくなってきたところで終わってしまった感じ。男性が裸族であることが、あんまり生かされてなかったような。ただただ下ネタなだけ。(女の子を笑わせようとして無理して裸族を装ってた、というわけでも無かったし)男性向けではないから "異性の裸に恥ずかしがる女の子" みたいなフェチをそんなに入れる必要も無いんだろうけど。
読み切りは、全く合わなかった。なぜライトで前向きな表題作と一緒にしたのか謎