【感想・ネタバレ】暁の兄弟 芙蓉千里IIIのレビュー

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Posted by ブクログ

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1巻は女郎見習い、2巻は稀代の名芸妓、3巻は極妻物語と、同じ主人公でも全く違う生きざまが描かれている。
現代の感覚に照らし合わせると、そんなバカな!と思うところもあるけれど、当時の緊迫して不安定だった社会情勢を考えると、フミのような生き方も有り得るのかも…?と思った。
ただ、ロシアの人名や地名がたくさん出てくるので、少し難しい…

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2017年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 単行本『永遠の曠野』の前編が文庫の『暁の兄弟』で、後編が『永遠の曠野』だと知らなくて、この文庫を読み終えた後に結局、分厚い単行本を手にすることになった。
わかりにくい。文庫が『永遠の曠野』上・下巻とかじゃあ、どうしてダメなんだろう。

 建明率いる馬賊の中で、試練を共に乗り越えていくうちにフミが仲間に認められ、存在感を増していく様が痛快。面白くて、大部分はサクサクと読み進められたけれど、当時の政治情勢のくだりは、頭にすっと入ってこなくて苦戦した。当初よりも、かなり骨太な大河ロマン小説に変わってきた感じがした。

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2014年05月10日

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