【感想・ネタバレ】一冊でわかる戦国時代のレビュー

あらすじ

戦国時代とはどういう時代か。応仁の乱から江戸幕府成立まで、図やイラストを使いながらわかりやすく、同時代の世界情勢も含めていねいに描く。コラム「そのころ、世界では?」も役に立つ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戦国時代の発端から終焉に至るまでが書かれており、一冊を通読するだけで時代の大局を把握でき大変面白かった。
特に、鳥居強右衛門に言及した箇所は、私個人にとって強い関心を寄せる人物であったために、記述を確認できたこと自体に大変満足感があった。
学生時代に祖父母と共に該当地域を訪れ、鳥居強右衛門が磔に処されたと伝わる地点に足を運んだ経験があるため、本書を通じて当時の情景や感慨が鮮明に想起された。
本書が5年前という比較的近年に刊行されたものであることから、私自身が学んだ従来の学説に加え、その後に提示された新たな通説にも触れられるなど、感情や主観に依存しない冷静な記述姿勢が好ましく感じられた。
同時代の世界史的な動向についても随所で補足されているが、日本と直接的な関連性の深い事象に一層的を絞っていけば、国際情勢の中での日本の位置付けをより立体的に理解できたのではないかとも感じた。
しかしながら本書は、戦国時代の学習への導入書として非常に分かりやすく、この一冊を手がかりに当時の情勢等を学びたい読者にとって基礎的参考文となり得ると感じた。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

戦国三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)の生涯と考え方をまとめた一冊。

<こんな人にオススメ>
登場人物や出来事の名前はなんとなく知ってるけど、それが何かよくわかってない人
「三英傑は知ってるけど、それ以外の将軍との関係はどうなんだっけ?」、「比叡山延暦寺焼き討ちとか怖すぎ!信長は何を考えてたの?」、「映画の清須会議見てないけど、あれって何の会議だっけ?」、「大坂冬の陣と夏の陣があるのは聞いたことあるけど、なんだっけ?」等、そんな人にオススメ!

中学の歴史まではちゃんとやってたつもりだけど、知らない事もたくさんあることに気づきました。


<本書の特徴>
この本では、登場人物の行動や戦の背景(戦略や意図)をわかりやすく解説してくれてます。
また、将軍と農民や地侍、お寺との関係だとか、他国との貿易に関することを書かれていて、戦国時代全般を知るにはちょうどいいボリュームでした。

<感想>
学校の教科書とは異なり、登場人物の人柄や経歴も併せて解説されているので、感情移入しやすく、感情と組み合わせて歴史を学ぶことができるので記憶に残りやすいと思います。
個人的にはこの本を読んで戦国時代の知識がかなり増えました。

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2021年05月23日

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