【感想・ネタバレ】経営の力学 決断のための実感経営論のレビュー

あらすじ

ロングセラー『経営を見る眼』の姉妹版。前著は組織の構造・機能を読み解く画期的入門書であったが、本書は組織に作用する力を読み解き、組織を動かす決断の勘所を示す一冊。伊丹流の経営の原理・原則がわかる。
【主な内容】
序 章 力学という視点/第1部 組織と人間の力学/第2部 市場と戦略の力学

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Posted by ブクログ

経営において注意すべき物事の性質について、どのような力が働くか、それに対してどんな反作用があるか、当たり前の事実を正面から見るという本である。

実証的な本ではないが、人間をよく見た本だと思う。納得出来る。
その意味でドラッカーの書に似たものを感じる。

”私は人が育つプロセスの本質は、「自育」のプロセスだと思っている。じぶんで育とうとしなければ、人は育たない。”
こういった人間への洞察を内包する論理展開だから、すんなり入ってくる。

本書は著者が大切だと思うことをかなり要約して書いたものだというが、確かに要諦が詰まっている。
著者の他の本ももっと読みたい。

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2010年11月08日

Posted by ブクログ

企業運営に纏わる、さまざまな力学を捉えた経営の薦め。教科書的な経営理論とは異なり、現場で起こっている生々しさを感じさせる記述。経営からリーダー論まで。

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2012年05月16日

Posted by ブクログ

■概要
組織と人間、市場と戦略、資本と社会・・・等
力学の視点から現場の複雑な現実を読み解く。

2008年出版なのに、なぜか古く感じました。
(良く言えば時代を超越している/悪く言えば新鮮味の無い)
(DSの話が出てきて、えっ?DS??と驚き)

■仕事に活かせる点
もう少し読み込んでから。

(さわ)

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2010年03月02日

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