あらすじ
歴史の狭間で暗殺を請け負ってきた極秘組織「会」。偶然その殺人現場を目撃してしまった少女・小松喜多見は「会」に拉致され殺されそうになる。彼女に残された唯一の希望は、繋がったままの携帯電話。だが電話の相手はごく普通の少年、同級生の高塚永児だった。果たして彼らの運命は? 十代の殺し屋たちの凄絶な死闘を描く、鮮烈シリーズ第一弾!
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Posted by ブクログ
「ほたるの群れ1」
歴史の狭間で暗殺を請け負ってきた極秘組織「会」に、小松喜多見は拉致されてしまう。彼女に残された唯一の希望は、繋がったままの携帯電話。だが、電話の相手はごく普通の少年、同級生の高塚永児だった。果たして彼らの運命は?
1巻1話の構成。第1巻は物語の中心を担うだろう人物4人が、まずは、出揃います。「会」の阿坂浩助、「会」の実行現場を目撃してしまい、命を狙われる小松喜多見、小松喜多見が好きな高塚永児、そして、千原行人。彼らの立場は様々。殺す側や殺される側、敵対し合う関係であり、その構図は、一気に完成します。
内容は殺し合い、これは、シリーズ通じて同じはず。ちなみに、殺人行為には、残酷性をあまり感じませんでした、学校生活の雰囲気と殺す動作の描写のお陰でしょうか。また、あれ、この人何時の間にここに?と感じることもしばしば。
いきなり、命を狙われる喜多見、それを救おうとする、永児を見守るばかり。ちなみに、会長こと千原が何者なのかは分かりましたw、これは、後々役立ちそうだw