あらすじ
会議やプレゼンで同じことを言っても、通りやすい人と通りにくい人がいることにお気づきですか? これは、日ごろ「気がきく仕事」をしているかどうかの問題だと著者は言います。気がきく仕事は誰にとっても気持ちよく、無駄がなくて、愛があると。そこで、気がきく人になって愛される仕事の仕方とは? 気がきくと言われる人はどこが違うのか?を、著者の鋭い観察眼が見つけた具体例でお教えします。◎手帳をいつも開けて、すぐメモすること。 ◎打ち合わせのアポは、30分・1時間ではなく、5分・20分・50分でとること。 ◎移動中にバリバリ仕事をすること。 ◎ミスをした時のリカバリーは「そこまでやらなくてもいい」というところまでやること……などなど。また本書は(1)必死にやっているつもりなのに評価されない人 (2)マニュアル以上のことをやりたいけれど、何をすればいいか見つけられない人 (3)仕事にやりがいを感じたい人に特にお勧めです。
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Posted by ブクログ
その日のミスはその日のうちに片付ける。ミスが起きたら、その日のうちに対応することです。「これは明日でもいいか」としていると、明日には片付きません。明日は明日のミスが起こります。昨日のミスも今日、まだ片付けていません。「明日やればいいか」というのは、明日はミスが起こらないということであり、今積み残しのミスがないという前提です。積み残しのミスがあり、明日もミスが起こるのに、明日全部片付けられるという保証は何もありません。(p.123)
「この人はチャンスをなくすな」と思うのは、取材相手のことを事前に調べていない時です。
「紹介してください」と言うわりに、会うことが決まったり、仕事が成立して、スタートしてから調べようとするのです。
実は、スタートする前に調べているかどうか、ここの差が大きいのです。
徹底的にエネルギーと時間と労力をかけて調べたにもかかわらず、成立しないこともあります。そのムダをどれだけできるかです。
二流の営業マンや取材マンは、ムダになることをできるだけ排除しようとします。そうすると、エネルギーをかけるポイントが遅れがちになります。
まずそのことが始まる前に、どれだけエネルギーを注げるかで勝負が決まるのです。(p.138)
締切は、それより早く仕上げるためにある。
「よくやった」とほめられるために、結果で勝負しようとしてはいけません。「結果は、誰がやっても変わらない」と考えて、早さで勝負するのです。
1.締切が与えられたら、締切より早く仕上げる
2.大ぜいでやっていることは、一番先に仕上げてしまう
ここで勝負するしかないのです。
チームワークでやっている時は、クォリティの欠けているところはまわりのみんなが助けてくれます。
まわりのみんなが助けてくれる時間をつくってあげないと、自分1人がジリジリ頑張って、自己満足することになります。(p.141)
値段のわからないプレゼントは、値段の高いプレゼントにまさる。(p.156)
Posted by ブクログ
・転職より、仕事のバージョンUPをする
・運がよかったという人は、準備の段階で無限のムダをしたり無限の勉強をしている
・自信がなくても、気持ちよく引き受ける
・後任がきたときに自分の仕事の真価をわかってもらえる(評価がすぐでなくてもがっかりしない。後任が来た時に差がつく)
・小さな行動、小さな反省、小さな提案をグルグル回す
(大きなことではなく、小さなことを回す)
・立場や利害が異なる、上司・会社・取引先をすべて満足させてこそプロ
・アシストできる余裕を持つ
(仕事が早いというだけではチームにとってプラスにならない。自分の仕事を早くこなしたうえで、チームの仕事をバックアップをすることで初めてメリットが生まれる)