あらすじ
「あの事件」について、著者自身が真実を語る。
著者は何と闘い続け、何を思い、周りで何が起こっていたのか。
普通の人、普通の国会議員が味わうことのない、
数奇な人生である「河井あんり」の生き様が詰まった一冊。
【目次抜粋】
〇序章 桜蕊(しべ)降る
――逮捕の時
・そして脂肪が残った
〇第1章 花笑う
――結婚がすべてのはじまりだった
・結婚は人生の墓場だと言うけれど
〇第2章 花あかり
――選挙、燃え
・政治にまつわるお金の話
〇第3章 春嵐
――事件の真相
・外堀が埋められて
〇第4章 風花
――拘置所の中
・始まる、逮捕後の取り調べ
〇第5章 忘れ霜
――保釈、判決下る
・生まれての初めての出廷
〇終章 梅ふふむ
――闘いは終わって、始まる
・裁判の余波
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Posted by ブクログ
組織の論理が法律に優先する、っていうのは一般企業ではよく言われる話だけれども、それを法律を司る側にやられると参ったなぁとなってしまうなぁとしみじみ
熱に浮かされたような報道を見た記憶がある
背景はこんなふうだったのかと興味深かった
河合あんり側からだけの供述ではあるけども
拘置所生活を存外楽しめていたようで、とても強くて面白かった
河井克行のパワハラ・モラハラはやばい
よく結婚したな
選挙出るなんて頭のネジが飛んでるとご自身のことを称していたが、ほんと登場人物みんなネジが複数飛んでそうで、そんな人たちがこの国の政治を担っているという恐ろしさ
拘置所で急に神を認識してたけど、次に世に出てくる時は宗教家になってるんじゃないかとドキドキしてしまった
思い込みもサービス精神も過剰にありそうだから、何か企む人が近づいて乗せられてしまいそうで心配