あらすじ
「人に感動してもらう冒険を行い、一歩踏み出す勇気を伝える」。
人が生きていけないデス・ゾーンといわれるヒマラヤ8000メートル峰から、インターネット生中継を行い「冒険の共有」を目指す登山家・栗城史多の初の著書。
世界7大陸最高峰の単独登山や、8000メートル峰の単独・無酸素登山を通して学んだ「夢のかなえ方」「あきらめない生き方」をつづったこの本は、ビジネスマンや学生からも多くの感想が寄せられ、単なる冒険本としてではなく、人生そのものに役立つ本として支持を集めている。
栗城史多はなぜ山に登るのか、なぜ命をかけて生中継をおこなうのか、彼の思いを知りたい人、達成したいと思う目標が1つでもある人は、必読の1冊。
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Posted by ブクログ
・できれば1日に十回、誰かに自分の夢や目標を語ってみよう。
十回口にすることによって漢字の成り立ちどおり、「叶う」になる。
でも十一回言うと、「吐く」になってしまう^^
・夢はかなうかなわないは関係無く、持つことに意味がある。そして、支えあう仲間ができた時、夢は必ずかなうのだ。
Posted by ブクログ
登山の様子を書いた日記と、登山を通して人生の歩み方の自己啓発を合わせたような本だった。
世界の山に登っているときの、気持ちや山で見たもの、体験したことが鮮明に書かれている。
文字が大きく、読みやすい印象で、多くのことが書かれていた。
高校時代、大学時代、企業訪問、マッキンリー登頂、ダウラギリ登頂、エベレスト。
自己啓発本は読みたいけど、難しいのは読みたくないという方には、おすすめしたい1冊。
栗城さんは、普段から体力作りはしてないようだ。
腕力・脚力・肺活量など、同年齢の男性の平均以下。
その小柄な体で独り、山を登って行く。
いったい、どんな力が登頂へ導くのか?
73ページには、元カノの話もがあった。
彼女にどんな彼氏を望んでいるのか、という条件が書かれている。
一、車をもっていること。
二、大学を出ていること。
三、公務員がいい。
その彼女と別れ際に言われた最後のひとこと。
「二年間、つきあったけど。・・・」
この後に続く言葉には、笑ってしまった。