【感想・ネタバレ】老化はなぜ進むのか : 遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズムのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

老化の謎を遺伝子レベルで解き明かす! ヒトは細胞から老化する。ノーベル賞受賞で話題のテロメアからガン抑制遺伝子の驚くべき役割など老化研究の最先端をわかりやすく解説し、不老長寿の可能性を探る。(ブルーバックス・2009年12月)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

老化は、想像以上に難しい。素人がたやすく語れることではないことがわかります。ただ、研究対象としてはかなり魅力的だと思いました。

結局、この本のタイトルに対するクリアな回答は、得られていない。ただ、複雑怪奇かつ、興味深い現象であるということがわかっただけである。特に、好気呼吸を促進しようとした場合、細胞老化が抑制されることを示した実験結果と、促進されることを示した実験結果を同時に示されてしまっては、素人にはお手上げである。ただ、こういうときこそ研究者の出番と言えるんじゃないでしょうか。また、ガン抑制と老化抑制がトレードオフであることもわかります。

1
2010年02月12日

Posted by ブクログ

ちょっと古いが細胞老化および個体老化についてのさまざまな仮説が医学者の視点から説明されていて勉強になる。p53遺伝子をめぐる議論や、iPS細胞が老化の研究に与えた影響の話などが面白い。早老症の話や、アンチエイジングの話もある。ブルーバックスはよい。

0
2019年05月12日

Posted by ブクログ

2009/12/26 ジュンク堂三宮駅前店にて購入
2010/2/7~2/8

昨年末に出たブルーバックス。老化の研究と発生や長寿の研究、不死化するガンの研究と表裏一体であることがよくわかる。ひじょうに優れた入門書。

0
2010年02月08日

Posted by ブクログ

■本論とは関係ない感想だが,
 最新の(仮)説というのは結構,簡単に覆るのだなぁ…と。
■「最新の研究によると○○ということが判明した」
 というニュース等をよく聞いたりするが,
 脊髄反射のようにそのニュース等に飛びつくのは
 控えた方がよいのかもしれない。
■最新の研究であるがゆえに,あまり検証されていない分,
 (仮)説が覆りやすいのは当然といえば当然なのかもしれないけど。
■流し読みしてしまったので,細かいところまで読み込んではいないが,
 総論として悪くないと思います。

0
2014年04月06日

Posted by ブクログ

読みやすいし面白いネタも多いが、タイトルの課題は解決せずもやっとしたまま。それだけ人間の身体は複雑なのだろう。

0
2013年12月28日

「学術・語学」ランキング