あらすじ
米国で何者かになろうと海を越えた青年、夫の海外転勤に合わせて渡米した女性、人生に詰んで海外へ拠点を移した男性──。異国の地で、不安定さや傷つきに揺れながらも、そのとき成しえる最良の力で人生にぶつかっていく。その語りに、若き日の著者が耳を傾け、生きるということを同じ目線で考えた記録。解説 奈倉有里
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Posted by ブクログ
誰もがさまざまな経験や感情を抱えながら、どうにかこうにか日々を生きていることをあらためて突きつけられる。「この人もきっと何かを抱えながら生きているんだろう」と思うだけでも、相手にやさしくなれそうな気がする。
「移民候補生」
日本で息苦しさを感じて他国へ移住した人、そういった息苦しさを感じる「不適応者」を排除する社会のあり方、そしてその社会にとどまり続ける「定住民」たちについて、もっと学んでみたいと思った。
「ステレオタイプ」
著者自身も差別者であったと気づく、哀れみと固定観念のつながりについて。自分の中にもあるにちがいない無意識のうちの差別的態度について、どう向き合ったらいいのか知りたい。