【感想・ネタバレ】兎とよばれた女のレビュー

あらすじ

神さまは兎のすべてでした。とにかく神さまが好きだったから。兎は、どんなに苦しくても孤独でも美と純粋を求めつづけたのでした。兎を主人公とし、神と呼ばれる、見えない存在との精神性の高いやりとりと、絶対的な愛を描く。「不滅の少女」と呼ばれた矢川澄子の代表作であり、真骨頂!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

痛い。痛々しい。
小説なのにこんなに作者の実生活を想像せずにはいられないとは…
てか澁澤龍彦の元妻!!

永遠の少女は多分死ぬまでずっとうさぎのまま、神さまを信じ続けたんだろう。
読み終わってかなりたつけど、
かなり自分の心になにか残していった作品…

きれいで、やわらかい文章を読んでいる間ずっと、心臓にきつく爪を立てられているみたい。でも、私がこれを読んで泣いてはいけないような気がした。

0
2011年03月16日

「小説」ランキング