あらすじ
量子って何? 量子コンピュータはなぜ早い? 量子もつれが時空をつくる?
世界と未来を変える不思議な量子力学が楽しくわかる!
現在では半導体、レーザー、超伝導など、多くの製品に応用されている。本書は量子力学の基礎から多世界解釈、最先端のトピックス(マルダセナ予想、笠・高柳公式、空間の創発)まで、わかりやすく解説したやさしい量子力学入門です。
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Posted by ブクログ
やさしくとあるけど大学教授が書いてあることであってやさしく(当社比)くらいのレベルに思えた。要は文系のワイが、かろうじて薄っすら覚えていた中高の理科でなんとか付いていけれるレベル。学校の授業で理科と数学と国語がいることがよく分かった。カバーイラストのネコチャンがかわいいからと言って読本レベルだと思ってはいけない(戒め)。
んで、ここまでが前置き。
面白かったです。数式はちょこっと出るけどわけわからん数式の羅列ではないし、これまでの量子力学の研究が順々に出てくるので、量子力学の歴史を追っているみたいだった。まずWhat is 量子?から教えてくれます。理解できるとは言ってないけど。
原子くらいは下地として思い出しておこうね!
某サイエンス雑誌(朱色のやつ)が量子力学を取り扱った大ボリュームの本を出していたけど、なんでこんな大々的にとりあげられていたのかよくわかった。日常で使っているものへの貢献がでかすぎる。世界はすべて量子でできていた…?と勘違いしそうになったほど。光やコンピューターから太陽やブラックホールまで。ミクロからマクロまで。もしかして重力も⁉と思ったが、これについても触れられていました。
量子って何?⇒小さな小さな粒子(分子原子素粒子)である性質をもった総称。実験者とかに観測されて初めて〝それが何かが確定〟される不思議な性質。世の科学者~がんばれ~と応援してます。