【感想・ネタバレ】十手人のレビュー

あらすじ

死んだはずの母親の消息を訊いた酒場で暴れ、入墨者になった源七は、奉公先で盗みの濡れ衣を着せられた娘・お菊を救うため奔走する。町方同心・佐々木弦一郎の下で、十手捌きを身につけていく源七に、渋柿長屋の人々の眼差しは温かい。お菊を陥れた悪党を源七は炙り出せるのか!? 江戸の人情を描く<第10回時代小説大賞受賞作>捕物帖。(講談社文庫)<第10回時代小説大賞受賞作>

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

さほど特色が有る訳ではないのですが、しっかり書き込まれた作品です。
主要な登場人物も、主人公の源七を始めとし、酸いも甘いも噛み分けた(一寸表現が変かな)格好良い同心の玄一郎や清楚な恋人・お菊も際立った「何か」があるわけでは無いのですが、しっかり描けています。
また、ストーリーもありがちな捕物なのですけど、破綻無く読ませられます。
あと一歩抜けたら、そんな期待を込めた星4つです。

0
2017年10月30日

「歴史・時代」ランキング