あらすじ
愛犬のビリーが死んでしまった清美。ビリーに自分の自慰行為を手伝ってもらっていた清美にとっては、大きな痛手となる。恋愛感情は十分に持ち、彼氏もいる清美だが、彼氏を性欲の対象とすることが出来ない。清美にとって性欲の対象とすることが出来るのは、自分とは何も関係のない中島のような人なのである。ある日、清美のことが好きな中島は、清美に勇気を出して話しかけるのだが、中島を見ると頭がHモードに切り替わってしまう清美の犬の代わりの役割をさせられてしまう。初めは清美の彼氏になれたのかと浮かれる中島だが、「中島くんは犬かな」と言われ、さらに清美には彼氏がいることを知り、自分は清美にとってどのような存在なのか分からなくなってしまう。
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身も蓋もなく
高木さん、見事なまでに煩悩の塊というか、性欲の塊みたいになっています。
身近な同級生の中島君に、死んだビリーの代わりにお口でしてもらったり、他の男とすぐ関係したり、自慰行為に耽ってみたりと、まぁ煩悩しかないのが、ある意味、清々しいくらいです。絵柄は以前読んだ「花園メリーゴーランド」みたいな土着的なタッチです。まだ初期作品、という感はします。