あらすじ
二〇世紀哲学における最大の巨人と称されるハイデガー。半世紀以上にわたり、彼の思想はあらゆる知の領域に圧倒的な影響を及ぼしてきた。哲学史上最重要な作品の一つとして、大いなる成功と絶望的な無理解の断層に屹立する哲学書『存在と時間』。そこに隠された真の狙いとは何なのか? 本書は難解で知られるハイデガーの思考の核心を読み解き、プラトン、アリストテレス以降の西洋哲学が探求し続けた「存在の問い」に迫る。ハイデガー哲学の魅力の源泉を理解するための一冊。
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Posted by ブクログ
正直自分の頭ではこの本は入門ではなかった。難解。ハイデガー入門といいながらも、ニーチェやプラトン、アリストテレス、ヴィトゲンシュタインなどの思想も説明してくれている。しかし難解ww
ハイデガーを実存哲学ととらえつつも、アリストテレスから続く西洋哲学の歴史の流れの中でハイデガーの「存在と時間」について説明している。
存在とはなにかを考えさせられた。
「美」と「美しいもの」は「存在」と「存在者」の存在であり、存在は存在者を規定するものであるし存在者はそれにむけて理解するテーゼであるという理論は納得できた。
うん、全体的に難しかった