【感想・ネタバレ】私の猫たち許してほしいのレビュー

あらすじ

少女時代を過ごした北京、リトグラフを学んだベルリンの生活、猫との不思議なふれあいや花に寄せるひそかな想い。生きるものすべてをみつめる暖かい目と、ひとそよぎの風にも自分の存在を確かめるするどい知覚力で、著者の生いたちと日常をオムニバス風につづる。直感し、認識し、理解し、愛され愛そうとするひとりの女性のすぐれた資質がみごとに表現されている。奔放なタッチで読者の心を魅了する著者のはじめてのエッセイ集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

創作に依拠する様々な要因、地に足のついた経験をすることによっての感情の動き、それが喜びや哀しみでありそこからイマジネーションが生まれる、は日常との格闘によって得られる。

そういったことを「頑迷」という言葉で表現しているが、そういった表現を随所に感じる。窓からの風景の描写や、風の描写、これらの根底にある留学での海外生活を通じた体験。

世界に対しての独特の接し方を感じる。

100万回生きた猫の作者だとは思っていなかったが。

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2018年05月06日

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