【感想・ネタバレ】上達の法則 効率のよい努力を科学するのレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年03月26日

努力の仕方を学び、効率よく上達する日常的にできることを学ぶ

〇上達を積み重ねていくと、ある日突然、ものの見え方が変わるという経験をする。(p4)
☆自分の好きなもの、のばしたいものを見つけて、それを極める。
今の私・・
①習字 その中でも筆ペン はがき
②社会のしくみ 地理 日本

上達とは
〇本...続きを読む書で上達というのは、ふつうの生活をしている私たちが、人並みの適性のある技能に、そう無理ではない練習量で、まあまあ一人前のレベルに達しようとする過程。(p23)
〇上達すると運動機能や認知機能に質的な変化が起こる。そしてその変化は未学習の状態には戻らない可逆的な変化なのである。(p30)

初級者から中級者へ
〇勉強のやり方は、勉強を始めたら、自分で分かるようになってくる。
☆とにかくはじめてみる。というか、人それぞれあった方法があるのだろう。まず、①入門書を読む②わくわくする。

〇技能の習得は、技能の構成要素を有意味処理する能力の向上を伴いながら進む。
☆つまり、技能を習得する時に、今まで何も感じなかったことが、コード化される。で、記憶へと進んでいく。
コード化→言語化。

〇忘却は、学習から24時間後、72時間後、そして、6~7日後に大きく生じる。(p50)
☆だから、練習の頻度を決めることが大切。著者の意見は、①週2回。あと大切なのは②場を決める③得意を見つける。

〇アイコニックメモリ、ワーキングメモリ、長期記憶(p63)
☆アイコニックメモリは、「生の記憶」見たまま、聞いたまま。これを揮発させないために、覚えておきたいことはワーキングメモリへ入れる。容量は7チャンク~9チャンク程度。このワーキングメモリで繰り返し取り出されたり、入れたりしたものが長期記憶に入る。

中級者から上級者へ
ノートをとる
〇実際には、どの人も、習った日には大急ぎで帰宅して、忘れぬうちにノートに書き留めるのである。(p134)
☆動作や所作は、記録しにくいが、その言葉のないところに自分なりに言葉を作っていく。
技能→コード化→言語

〇一の量の経験をしても、それを二の量、三の量にするように工夫するのが上達の要諦である。ノートは、それを可能にしてくれる。
☆やはり記録。

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Posted by ブクログ 2012年09月15日

めちゃくちゃいい本だと思うんだ。☆の少ないレビューがあって驚いている。

具体性に欠けるという指摘があるが、それはこの本に求めすぎ。
雑多な事柄に共通してあげられる上達のポイントや、上達にまつわることを書いているのだから具体的にならない。
けれど、練習の仕方や考え方に大いに影響を与え、考える材料は十...続きを読む分提供している。

この本の内容とは一生付き合っていくことになるだろうと思っている。

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Posted by ブクログ 2012年08月20日

記憶の仕組みから、中級者から上級者へレベルアップするための方法を説明している。わかりやすく、納得感ある内容である。

上達するためには、ある物事を行うための知識や行動を体系的かつ効率的に記憶することが重要である。また、体系的に記憶した情報に対して、自信の感情、考え方をオーバーラップさせることで、中級...続きを読む者とは違う捉え方を構築する。
これにより自身の、物事に対する一貫性を高め、独自の方法を習得する。

何かをはじめるときには参考にしたい考え方である。

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Posted by ブクログ 2012年06月15日

物事が上達することについて学術的な観点から説明された本です。
「これを読めば何かが上達する」という内容ではありません。

ただし著書の内容から何かを上達させるにはどうしたら良いのか、上達するとはどういう状態であるのかそのメカニズムが分かると思います。
そこから上達へはどうしたら良いのかが分かってくる...続きを読むと思います。

用語がとっつきにくいため、関連するより易しい本で概要を理解してから本書を読まれることをおすすめします。

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Posted by ブクログ 2018年11月04日

中級者から上級者になるための上達を説いた本。
私が先輩たちに経験談で上達について説いてもらっていたことが、
この本のおかげで収束できた感じ。

中級者から上級者になるために、認知構造の変化が必要
脳内のワーキングメモリの限界と、如何に効率よくそのメモリを使うことができるか
技能をコード化し、コード化...続きを読むした技能を言語化する
一旦自分の個性を暫定し、そのことを追求する それを繰り返す そうすると鳥瞰できるようになる
省察的実践家 体験を経験にするプロセス
言葉で表せないことをメタファで表すこと
認知と記憶の構造に変化が起こり、記憶や思考の効率が高い状態になるプロセス脱皮

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Posted by ブクログ 2018年10月31日

まず、記憶の仕組みと上達した状態について説明。ワーキングメモリでの処理を軽減するために、多くの知識や動作をまとめて処理(コード化)することによって、高い能力を発揮することができるという説明がわかりやすかった。

これを基に、得意なものにこだわり中核を形成する、理論書を読む、深い模倣や暗唱をする、イメ...続きを読むージトレーニングをする、達人に学ぶ、類似の知識・技能について関心を持つなどの上達の方法論を展開。これを理解することによって、テレビなどで紹介される各界の上達者がどのように上達したかのエピソードを、体系化して理解することができるようになった。

また、上達するステップやスランプの対策やプラトーについて触れているのも役立つ。

タイトル通りの内容がきちんと整理されて説明されており、学ぶことが多かった。

上達と記憶の仕組み
・忘却は、学習から24時間後、72時間後、6〜7日後に大きく生じる
・知識には、言語で表すことができる宣言型知識と、技能の習得による手続き型知識がある
・記憶の種類
 アイコニックメモリ(感覚記憶):生の記憶を数百ミリ秒だけ貯蔵する
 ワーキングメモリ(作動記憶):7〜9チャンクの容量、数秒が限界
 長期記憶:ワーキングメモリでリハーサルが繰り返されたものを貯蔵する
・チャンク:まとまった意味を表す単位
・スキーマ:知覚、認知、思考が行われる枠組み。コードシステムに動作の調整機能や五官の感覚が付与したもの
・コード化:ワーキングメモリを通過するための形式化

上達した状態
・宣言型知識と手続き型知識が豊富に蓄えられている
・貯蔵された知識を効率よく検索できるように、インデックスがシステマチックに形成されている
・ワーキングメモリに余裕のある状態を維持するために、多くの知識が少ないチャンクで表される状態にある

上達の方法論
・鳥瞰的認知を高める:得意なものにこだわり中核を形成する。ノートをとることによって記憶し、言葉で表すことによって想起し、反復することができる。概論書を読む
・理論的思考力をつける:理論書を読む(未熟者こそ必要)
・精密に学ぶ:ひとつのものを深める。対象を変えて精密練習を繰り返す。深い模倣(写文など)や暗唱をする
・イメージ能力を高める:イメージトレーニング、他者に感情移入する、良い作品を見る
・達人に学ぶ:スキーマに触れる、会う、話す
・コードと知識を拡大する:他者の仕事・方法に学ぶ。広域的知識を獲得する。類似の知識・技能について関心を持つ。歴史的経緯を学ぶ。辞書を使う

スランプの対策
・肉体疲労や生理的飽和が原因ならば、休息をとる
・心理的飽和が原因なら、何か別のことに関心を向ける能動的休息をとる。基礎的な知識や技能の反復を続けてスキーマを維持すれば、それまで気づかなかったことを発見し、新鮮さを感じることができる
・プラトーの時期には、知識の整理、技能の安定化、技能とコードの連合強化(一連の動作をひとつの技能として記憶する)、チャンク容量の拡大、コードシステムの高度化を行っている
・すでにできるようになっている技能を少ない負荷でできるようにすることが、スランプ脱出の目標

上達するステップ
・反復練習をする:自分のコードシステムをチェック、強化、類縁関係の連想を豊かにする
・評論を読む:評論を読んで追体験することによって、自分の知識に評価スキーマを生じ、一貫性を与える
・他者の作品に感情移入をする
・大量の暗記暗唱をする:コードシステムを強化できる
・一定の期間それだけを集中して行う
・いい道具を使う
・明確な部分的目標を持った独自の訓練をする
・何もしない時期を活かす:睡眠による情報の整理、休むことによるコードやスキーマを整理して一貫性を高める

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Posted by 読むコレ 2013年12月27日

あいうえお

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年01月02日

サブタイトルに「効率のよい努力を科学する」と書いてある通り、上達について細かに分析しています。全て納得する内容ですが、ちょっとしつこい印象を受けました。例えが繰り返されて、食傷気味になってしまいました。
上達についての分析は、なるほどと思う部分ばかりです。自分の経験と照らし合わせながら読むことになる...続きを読むと思いますので、印象は各個人で変わってくると思います。でも、どんな人でも、再確認という意味では有効ではないでしょうか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月17日

「目的」
いつも上達の加速度は早いが途中で減速するタイプであるため、一度その理由を考え取り入れられるものは実践するため。

「まとめ」
上級者=プロフェッショナルではなく、自分で特技・趣味だと発信できるレベルだと定義し上達する事の利点や実際に初心者が中級者を経て上級者になるために意識する事がまとめら...続きを読むれている。そのためスパルタ的なものではなく”好きなことをまず得意になる”とか”週1、2回でいいから触れる機会を作る”など手触り感のある方法論が特徴的。

上達のプロセスについては個別の事象→コード→コードシステム→スキーマという流れで頭の中に整理されるという説明はわかりやすかった。暗記することや繰り返すこと、基本を忠実に覚えることやプロを見ること等上達の手段とされる様々なものがこのプロセスから説明でき、最も納得感がある部分だった。

「感想」
上達とは結局「序・破・離」ではないか。
そのために必要なことは
①基本の型をできる限り最小単位で理解する。
②一流の人を(プレイだけではなく、その言動、姿勢等も含めて)よく真似する。
③色んな人を見ながら、自分なりの練習・アウトプットを考える。

今まで、基本の型や一流の雰囲気を真似することはできていたが、より細部への注目ができておらず中盤以降の伸びが欠けたのではないかと感じた。意識意識。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年06月20日

1昨年の5月に購入して以来、2年以上経て、漸く読み終わりました。
物事をいかに学び、精通し、上級者となっていくのか?
自己啓発から入り、何かを為していこうとしたときの”進め方”の指針となるような本でした。

以下ネタバレです。

本書は上達をしていくための方法論や、そもそも上達とは何か?など、
物事...続きを読むを極めていく上での道しるべとなるような内容を論じています。
特に印象に残ったのは、
 ・上級者になると「見え方が変わる」
 ・上達した自信から来るおだやかな楽観性が潤いとなって、人柄から香る
 ・入門書の選択基準は、書いた人の情熱が感じられるかどうか
 ・とにかく上達しようとしている対象に慣れ親しむ⇒訴えかけてくるものがあるか、
  その刺激に心から感動するかどうか、自分自身を観察する
 ・週に二度にすれば、週一度の場合と比べると、上達の速度は雲泥の差である
 ・週に三度は二度に比べればそれほど大きなメリットがない
 ※忘却は学習から24時間後、72時間後、6〜7日後に起きる
 ・とりあえず自分の好きな物を作るのが初期の上達のコツである
 ・上級者は自我関与が高い
 ・自分の演奏が聴いている聴衆の心にどのように響くか想像しながら
  練習することが、演奏そのものの「厚み」になる
 ・調子の良いときは棋風なんか出ない
 ・上級者は自分独自のトレーニングを開発することができる
 ・得意なことにこだわると、ソレを中心として全体が見えるようになる
 ・効率よく上達しようという場合、理論書を読む
 ・一つのオーケストラ曲をおびただしいエネルギーを注入してその一曲だけを仕上げる
 ・ある時期、いいものだけを観る、という時間を作る

などなど。一部本当にそうなの?というものもありますが、
実際に科学的に証明されていると言われている物も多く、説得力があります。

最後のあとがきの筆者の思いを読むに、これからの日本のために書いたのだな、
と感じ入るところが多く有りました。学ぶところのとても多い良書です。

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Posted by ブクログ 2019年05月06日

読んでいると努力しているのになかなか上達していかない、もどかしい感覚を呼び起こされる。

上級者、中級者、初級者というおおざっぱな分け方でそれぞれのレベルにおける対象への感覚や感情を、豊富な例をもって説明してあるのでなんとなく「そういう感じだよね」といった読み進め方ができる。

ただしどうすれば上達...続きを読むするのか、ということが明確に書かれているようでそれほど実際的でも理論的でもない。そのように無理矢理に理論にまとめていないので冗長にも感じるが、こういった内容の方が「もどかしさ」からの脱却ができて自分は好きだ。

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Posted by ブクログ 2016年06月01日

中級者から上級者に、効率よく上達するための方法論。
まずは得意なもの一つを突き詰める > 鳥瞰的に全体を把握 > 理論を学び骨子をつくる > 得意なことを精密に学ぶ > 類似分野にも知識を広げる
といった流れで技術や知識を高めていく。

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Posted by ブクログ 2014年09月10日

上達の秘訣が理論的に書かれていてためになった。簡単に手に入れた技術は簡単に忘れていくんだなと感じた。

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Posted by ブクログ 2013年03月08日

物事をあるレベルまで到達させた者を上級者と我々は呼ぶ。あるレベルに到達できない、又は他人と比べ上達が遅いといった中級者や初心者と上級者は一体何が違い、何が足りないのか。を書いた本。以外と読みやすい。

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Posted by ブクログ 2013年02月21日

前々から、好きであるってことは強いと感じていたが、この本ではそれが論理的に説明されていて腑に落ちた。

では、好きなものが無く、力を注ぐ受け皿がない人の取っ掛りになるかといえば、そういう本ではない。

「どうやったら好きになれるか?」なんてことは本が教えてくれるもんじゃあないよなあ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月24日

何かこだわりを持っている人が「魅力がある」と感じる理由が少しわかったような気がする。
1つの事を追求する、追求して進歩していく過程で、そうでない人に比べて多様なことを得ているからなのかと。そこから自身のアイデンティティも確実に形成される、周りと差別化が図れる。自分は〇〇が得意、好きな人間である、と言...続きを読むえるのと言えないのでは大きな人間的な差や余裕が生まれる。
多分誰もが1つのことを追求したことはあると思うけど、こういう風に文章化されると、これまで無意識で行っていた活動に毎回意味を持たせられる。
あとは1つのリスク回避の話かとも思った。
仕事一本で生きていくにはしんどい時代なんかねー、そんな時に自分の得意なこと・好きなことがあるというのは大切と思う

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Posted by ブクログ 2012年03月14日

ふつう”努力”や”時間”といった言葉で済ませてしまう「上達のプロセス」を科学した本。記憶の仕組みは興味深かった、生かせるかは別にして。

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Posted by ブクログ 2012年01月26日

テニスでも武道でも英語でも何事でも良いのですが上達を目指す人に読んでいただきたい本です。

上級者と呼ばれる人達が、中級者と何が違うのか?これを明らかにすることで上級者に至る道を示す。良書です。

理系なバックグラウンドがある方が内容をすんなりと理解しやすいようです。文系の人は理系の人に読ませて説明...続きを読むしてもらってください。

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Posted by ブクログ 2011年11月27日

初級者かた中級者そして上級者になるまでの、上達に係る普遍的なプロセス、法則を示したものです。上級者を目指すなら、その指針を得るための格好の材料になる本であります。

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Posted by ブクログ 2018年10月07日

「上達の法則ってあるよね〜」という共感が得られる本。意外と上達の法則そのものは漠然としか書いてない。あとこの著者は趣味が豊富。趣味人は上達する。
人間の記憶は7チャンクなので1チャンクあたりの容量を増やして効率アップ。

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