【感想・ネタバレ】東アジア諸国と近代世界のレビュー

あらすじ

大学の研究者や高校の先生方とともに現代の諸課題を歴史的に考える講座の第4弾。

● 東アジアにとっての「近代」とは何だろうか?
● 「東アジアの秩序」を、欧米諸国はどのようなものと受け止めていたのだろうか?
● 近代の朝鮮は、どのような国家形成を目指していたのだろうか?
● 朝鮮における「独立」とは異なる意味での「自主」とは何だろうか?
● 中国と日本の「両属」は、琉球にとってどのようなメリットがあったのだろうか?
● 江戸時代、琉球は日本の薩摩藩や徳川幕府をどのような存在として見ていたのだろうか?

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Posted by ブクログ

ある程度(大学入門レベルか)東アジア近代史を勉強した人に少し異なった視点から歴史を読み解くことを薦めた本だと思う。
この時代に各国が結んだ不平等条約が「不平等である」と認識されたのはいつからで、どのようになのか?琉球の両属関係と現在の領土による国家関係が必ずしも繋がらないのはなぜなのか?このように考えていくと非常に面白い。
何よりそれぞれの理由がなんというか、良い意味で人間臭いのである。歴史の息遣いとでもいうべきなのだろうか。

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2025年07月06日

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