あらすじ
フランス人のマダムが昼ごはんに作るにんじんのサラダ、サンフランシスコで出会ったブロッコリーのあつあつパスタ、山菜尽くしの秋田の朝食。はっとした「おいしい」記憶は、いつしかわが家の得意のメニューに。たくさんのイラストとともに綴られる堀井さんちのふだんのメニュー。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子どもの頃食べた野菜のこととか、
それぞれのおうちの煮物のこととか、
旦那さんの実家の秋田のごはんのこと、
イタリアやアメリカで食べたもののこと、
などなどいろんな食べ物に関するお話と
素朴なちぎり絵つきのレシピ集。
すごく人柄が良さそうな文章で、反感を持たずに読めます。
Posted by ブクログ
読書録「ある日のメニュー」3
著者 堀井和子
出版 筑摩書房
p75より引用
“季節季節に自然に育ったもののとりたてが、
しかも新鮮なものが山盛りで安く手に入る、
そんな野菜環境のいいところに住みたいもの
です。”
目次から抜粋引用
“塩/塩できまる
太白ごま油/煮物の味、家庭の味
山菜とみそ/秋田の味
米/やっぱり好きなご飯のメニュー
パン/マンハッタンで懐かしいパンと”
料理スタイリストである著者による、日々
の食事を記したレシピとエッセイ集。
過去他社刊行作、加筆文庫版。
主菜からデザートまで、ちぎり絵イラスト
と共に書かれています。
上記の引用は、著者の野菜の思い出を記し
たエッセイの中での一文。
多くの人がこのように考えたら、もう少し人
口が分散して良いのかもしれませんね。
各家が家庭菜園を持てるくらいの人口密度な
ら、対人ストレスも少なくなりそうですが…。
日常食を集めてあるからか、すぐにでも作
れそうな料理のように思えます。ただ、レシ
ピ集としては、料理数のボリュームが低く感
じられます。
ーーーーー
Posted by ブクログ
堀井和子さんのおいしい出会いから、自分の定番になったレシピ集となった1冊。
レシピの挿絵が綺麗な紙の切り絵になっているのが、素敵だった。
レシピ自体は難しくないのだけど、食材が自分にはなじみがないものばかりなので、どちらかというと、間間のエッセイが好きでした。