【感想・ネタバレ】新規事業がうまくいかない理由 「プロ」が教える成功法則のレビュー

あらすじ

場当たりが先行しがちで前に進まない新規事業。失敗率は9割以上とも言われる。成功のために何をすべきなのか。200社以上の事業に生命を吹き込んだ「プロ」のノウハウを大公開。
【主な内容】
第1章 新規事業従事者の陥りがちな五つの罠/第2章 会社側が陥りがちな七つの罠/第3章 新規事業を立ち上げる/第4章 新規ビジネス実例

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・最近とんとビジネス書のたぐいを読んでいなかったが、おうちに転がっていたので子供を抱っこしながら通読したところ、これが思わぬヒット。

・「型破りの」というふれこみだが、寧ろ、至極まともなご意見の数々。「なるほど〜、そんなこと考えもしなかったyo」という話は特に無いが、「新規事業を失敗する理由」の網羅感がある

・「失敗する理由」を裏返すと「成功のコツ」になる仕掛け

・パワポ化しておくと使い回せそうだw

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2011年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

企業内起業は戦い方を考えろ。人・モノ・カネには十分なリソースが用意できても、ハングリー精神とモチベーションはベンチャーより劣る。このような人間がオペレーションを行う前提で事業を選ぶ、或いは一部のモチベートされた人間だけでマネージできる組織を考える。
会社側が陥りがちな7つの罠。1)成功が前提となっている。2)撤退の際のルールが明確になっていない。3)目的や意味が違う新規事業を一般化しようとする。4)意思決定に多くの人が関わりすぎる。5)既存事業のルールーや評価基準を適用する。6)メンバーに二軍を投入する。7)はじめればなんとかなるだろうと思っている。
新規事業立ち上げに必要なプロセスと考慮すべきポイント。1)目的を決める:成功確率を少しでも上げるために、何のための新規事業かその理由を明確にし全員が十分に理解した上で取り組むべき。目的の種類は、①本業の重心移動②本業の周辺強化③未来を担うビジネスにシフト④他社をキャッチアップ⑤衰退しつつある本業を補う⑥自社の付加価値を増す⑦新しい事業の種を発見する⑧本体企業の事情。目的を達成することで初めてその事業は価値を持つ。2)何をやるかを決める:アイデアの社内公募はうまくいかない、グループにアイデアを考えるというミッションを与える。3)ビジネスプランの策定。4)ビジネスの決定:突拍子もないアイデアは必要ない、ビジネスの評価基準は、①何のために新規ビジネスに進出するのか②自社にあったビジネスか③リソースが自社内外で調達できるか④失敗しても本業の屋台骨は傾かないか⑤本業の手助けになる成長スピードがあるか⑥進出するマーケットは成長しているか⑦参入障壁が低すぎないか⑧付加価値の高いビジネスか⑨誇りを持ってできるビジネスか⑩全員が炎の集団でなくとも成功できるか。
新規事業を立ち上げるのがうまい会社は、成功体験からくるもの。あらゆる方法を使って成功体験を持つことから好循環が始まります。

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2013年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新規事業従事者の陥りやすい罠
①全方位にまんべんなく
②考えずに調べる
③すぐに閉塞感に襲われる
④過去の経験の中に課題解決方法を探す
⑤リソースがないというウソに縛られる。



会社の陥りやすい罠
①成功が前提
②撤退のルールが明確ではない
③目的や意味が違う新規事業を一般化しようとする
④意思決定に人が多い
⑤既存事業のルールや評価基準を導入してしまう
⑥メンバーに2郡を投入する
⑦始めればどうにかなると思っている

立上げには
①目的

②なにをする
 社内のアイディア公募はうまくいかない。
③ビジネスプラン作成
 P/L
 楽観的なP/L入らない。

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2011年07月28日

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