【感想・ネタバレ】世界経済「大動乱」を生きのびよ 預金蒸発を防ぐマネー術のレビュー

あらすじ

国際通貨ユーロの崩壊、米国債の格下げ、新興国の成長も急ブレーキ、乱高下する資源価格、そして日本国の財政破綻は秒読み――。世界経済全体が暗雲に覆われる2012年。時代を読み解くヒントと「保険」としての資産運用術を伝授。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

国の借金トレンド、復興のための財政支出→財政破綻、増税→円安、インフレ→競争力回復のチャンス という今後の見通しを示す。中味は説得力のあるもの。この中で、米国は現状で競争力を有すとして、ドル資産の保有によるリスク分散を推奨している。さて、企業人としてどういうジャッジをしていくべきか?個人としてどう行動すべきか?ドル資産に換金する手持ち資金がないので考えても仕方ないが・・・

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2012年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このあたりで業務上の必要もあり立て続けに日本経済情勢の本を読み漁る。いくつか読んで整理できたが、この本は日本経済ヤバい派だ。
著者は藤巻健史。弟さんのほうだよね。一橋⇒三井信託⇒MBA⇒モルガンで独立。
感想。わかりやすい説明。これからレビューを書いていくが、他社が説明しきれない国債暴落の部分を「バブル」と説明するところ、なぜだかこの説明が一番しっくりきたな。ただそれを読んでも私は日本経済大丈夫派だな。
日本厳しいぞの話は他のものとそんなに変わりない。連載がのっている雑誌の記事を使って振り返るスタイル等で読みやすく感じる。
<備忘録>
・現在の日本国債の人気はバブルだという主張。銀行の余剰資金が云々という話は置いといて、実際のディーラーたちがここまで買いに走り、価格が高騰(利回り低下)となっているのはバブルであって、いつかは価格は下落する。土地の値段が下がらないと思っていたあの時と同じでは?ホントに国債は売られないの?と述べている。
・どっちみち日本破たんは避けられず、借金返済のためにお金を刷って、インフレになって、金は返せるけども、インフレのせいでこれまで蓄えた資産の価値が大きく目減りし、その点から国民は結局負担を強いられるがしょうがないみたいな論調。

そんなとこ。

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2012年01月24日

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