【感想・ネタバレ】世界一の心臓血管外科医が教える 善玉血液のつくり方のレビュー

あらすじ

血液が変われば、体は変わる!
心臓手術のスペシャリストが導く、今日からできる健康習慣

生活習慣の乱れなどによって、血管の老化スピードは速く、
実年齢より10歳も20歳も高い血管年齢の人が増えているといわれています。
心臓疾患におけるロボット手術のスペシャリスト、
世界のベストドクターズにも選ばれている渡邊剛医師によると、
問題は老化したボロボロの血管ではなく、その中に流れる血液にあるとのこと。
さらには、多くの人が間違った健康知識で血液の老化スピードを速めているとも…

本書では、
血管をボロボロにする“悪玉血液”が引き起こすリスクを紹介しつつ、
間違った健康知識を正し、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を防き、
健康的に長生きできる“善玉血液”のつくり方を紹介します。

血液を整えて、いっしょに健康寿命を延ばしましょう!


■目次

・第1章 ボロボロ血管の犯人は、血液と加齢

・第2章 血管をボロボロにする「悪玉血液」
ボロボロを食い止める「善玉血液」

・第3章 100歳まで血管を守る善玉血液のつくり方

・第4章 善玉血液を守る生活術

■著者 渡邊剛
ニューハート・ワタナベ国際病院総長。心臓血管外科医。医学博士。
東京都出身。金沢大学医学部卒業後。
ドイツ・ハノーファー医科大学へ留学中、ドイツ心臓外科の父と呼ばれるボルスト教授に学び、
2000件にわたる心臓手術を経験。
32歳で日本人として最年少で心臓移植の執刀を担当。
2000年に金沢大学外科学第一講座主任教授に就任。
2005年に日本で初めて外科手術用ロボットのダヴィンチを
使用した完全内視鏡下冠動脈バイパス手術を行う、
以降、東京医科大学心臓外科教授(金沢大学と兼任)などを経て、
2014年にニューハート・ワタナベ国際病院を開院。
2019年から6年連続で年間心臓ロボット手術の執刀数世界一。
日本ロボット外科学会理事長も務める。
2010年から毎年ベストドクターズにも進出。
「心を安定させる方法」(アスコム)など著書多数。

■監修 坂本昌也
国際医療福祉大学 医学部教授。
国際医療福祉大学三田病院 糖尿病・代謝・内分泌内科部長。
東京都出身。東京慈恵会医科大学医学部卒。
東京大学・千葉大学大学院時代より、糖尿病、心臓病、特に高血圧に関する基礎から
臨床研究に渡るまで多くの研究論文を発表。
日本糖尿病学会認定指導医・糖尿病専門医、
日本内分泌学会認定指導医・内分泌代謝専門医、
日本高血圧学会認定指導医・高血圧専門医、
日本内科学会認定指導医・総合内科専門医、
厚生労働省認定臨床研修指導医、日本医師会認定産業医、
厚生労働省指定オンライン診療研修、
臨床研究協議会プログラム責任者養成講習会を修了。
現在も研究を続けながら若手医師や医学部生の指導も担当している。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自身の健康不安からこの手の書籍は何冊か読んできたが、分かりやすさは秀逸。具体的に何をしたら良いかも分かりやすい。

0
2025年08月11日

Posted by ブクログ

・血管をボロボロにする「4つの白い粉」
 砂糖、小麦粉、塩、プロテイン


 血糖値は急上昇すると、反動で急降下します。この現象を「血糖値スパイク」といいます。血糖値スパイクが起きると急激な飢餓感に襲われ、空腹に耐えられなくなります。余計にエネルギーを摂れば、脂肪が蓄積されるだけです。
 血管にダメージを与えるのは、血糖値の乱高下で「活性酸素」が増えるからです。
 活性酸素は、もともとは細菌やウイルスなどを撃退してくれる強い味方ですが、必要以上に増えると、一転して自分の細胞や遺伝子を攻撃するようになります。それが 「酸化ストレス」という現象です。
 活性酸素に傷つけられた血管は、動脈硬化が少しずつ進行することになります。

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 LDLコレステロールとHDLコレステロールのバランスを表すのが、血液検査の 「LH比」です。LDL値をHDL値で割る、簡単な計算式で算出されます。
 1.5以下なら健康な状態で、2・0以上なら動脈硬化が疑われ、2.5以上だと動脈硬化が進んで血栓ができている可能性があるといわれています。

0
2025年11月08日

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