【感想・ネタバレ】ギャップ GAPのレビュー

あらすじ

一つの身体に五つの人格が共存する小塚原。サイコセラピストと私立探偵を兼業する彼のもとに、大物議員・木佐森公一郎の娘から「本当のパパを捜して」という依頼が入る。調査に乗り出した矢先、次々と違う人格が現れて大混乱に陥った小塚原は、木佐森からも警察からも追われる身に。果敢に真相を追う探偵を待ち受ける、衝撃の結末とは――。新時代の本格サイコミステリー、ここに誕生!

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Posted by ブクログ

西村健『ギャップ GAP』集英社文庫。

西村健の初期作品。多重人格をテーマにした作品というと犯人が多重人格だったという場合が殆どなのだが、本作では探偵が多重人格という変わった設定である。

ストーリーは単純なのに、主人公の探偵の人格が目まぐるしく入れ替わり、その度に事件捜査が停滞するので読んでいて苛々する。

サイコセラピストで私立探偵を営む小塚原は5人の人格を持つ多重人格であった。ある日、一人の少女が小塚原の事務所を訪ね、自分の本当の父親を探して欲しいと依頼する……

本体価格552円(古本110円)
★★★

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2020年07月05日

Posted by ブクログ

「解離性同一性障害」、俗に「多重人格症」の主人公の話。
設定の奇抜さ、特に後半のバタバタとした展開を
作者は確かな筆力で描いている。

別の作品も読んでみたい。

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2014年02月06日

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